てらさき雄介の日記
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2012年01月30日(月) |
IGESバンコク事務所を訪問 |
地球環境戦略研究機関という財団法人がある。(以下IGES)名称は世界レベルだが、実は神奈川県が出資した第三セクターだ。
環境農政常任委員会あて定期的に経営状況報告がされているが、元々環境庁など霞が関の事業を請け負っている為、なかなか複雑で組織全体の内容がわかりにくかった。
しかし環境問題は1県のみで解決できず、かつ今や日本1国でも不可能である。世界を相手にどう仕組みを提案し、かつ実効ならしめるかが、今後ますます重要になってくる。
さてこのIGESが昨年正式にバンコク事務所を開設した。これまでも準備を行う出先はあったが、正式に‘登記’を完了し、名実ともにタイ国内での活動を認められたのだ。
事前に県庁からもらった地図を見ながら、BTS(高架電車)に乗って現地に向かう。まあ大丈夫だろうとタカをくくっていたが、事務所のあるsoi(道)が見当たらない。
5分くらいウロウロして発見。とても立派なオフィスビルの中に‘IGES’の看板が。受付にいる女性は待っていてくれたらしく、すぐに所長さんが出迎えてくれた。
事務所内の皆さんに大声で紹介してくれる。ちなみに事務所内の‘公用語’は英語・・・。日本語で自己紹介するのも何なので、断念して「サワディーカップ!」とタイ語で挨拶のみ。
早速事業概要を伺う。国際機関や諸外国のNGO等から仕事を請け負い、それを通じて東南アジアでの環境問題解決を目指している。所長さん自ら新たな仕事を見つけ、また事務所全体のスキームを描いていた。
所長さんは三浦市にあるIGES本部からの派遣で、お住まいも元々は小田原市内。お話の節々に「神奈川県民である」意識を感じた。ありがたく頼もしいことだ。
●今日一日
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)バンコク事務所を視察 /バンコク・タイ
IGESバンコク事務所
所長さん(日本人)からご説明を頂きました
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