てらさき雄介の日記
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2010年08月12日(木) 日本人として

旅好きな私だが‘日本を離れたい’という願望がある訳ではない。むしろ行く先々で‘日本の跡’を辿っている。

朝鮮半島や中国・台湾は無論のこと、他のアジア諸国に行っても枚挙に暇がない。またインドから遠くヨーロッパもそうだ。

印象深かったいくつか。初めて19歳で旅したタイのアユタヤ。戦国時代に築かれた数千人規模の日本人街跡。想像をこえた人々の営みだ。

バングラディッシュ(戦中はインド)にはインパール作戦の跡が。旧日本軍はビルマを越えた。もはや自衛戦争も何もあったものではない。

ポーランド・クラクフ郊外にあるのアウシュビッツ収容所。ナチスドイツの所業は人類史に記憶され続ける。日本がその同盟国であったことも。

最近は歴史的な場所のみならず、現地で暮らす日本人が気になる。どんなアパートに住んでいるか。どこで飯を食べ酒を飲んでいるか。

国内も海外も旅をすると日本人であることを痛感する。そして日本人であることを嬉しく思う。

いずれかの日。地球上における国家のあり方は変わる。EUなど既にその兆候はある。一人の日本人としてそこに向かって頑張りたい。

●今日一日

終日お休み


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