てらさき雄介の日記
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2009年05月31日(日) 自由と平等と生存権

昨日も書いた尾崎行雄記念財団の機関誌最新号に、氏が昭和22年にある書物に記した文章が載った。

「民主主義という言葉にはいろいろの解釈があって、一定の定義を下すことは難しいが、その根本思想が、自由と平等と生存権の要求にあることは確かだ。・・・この自由と平等と生存権の要求を、完全に保障し且つ実現することが民主政治の指名である。」

さて現在はどうだろうか。自由・平等・生存権、それぞれに?が付く。特に生存権に至っては、真面目に働いても生きていけない社会に成りつつある。

更に深刻なのが、年々ひどくなっていること。人類と民主主義は、少しずつでも前を向いて、一歩一歩前進するものと信じたい。が、残念な限りである。

来月中旬に開催される6月定例会では、本会議場で登壇し発言する予定だ。人が人として生きていける、すなわち生存権をしっかりと保てる社会を目指して、具体的項目を選定中だ。

【今日一日】
終日 私用
街頭演説する尾崎行雄氏


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