てらさき雄介の日記
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2009年05月29日(金) 施設の重要性

障害者支援施設‘さがみ緑風園’を視察した。市内なので何度か行ったことはあるが、職員から説明を聞き、じっくり見てまわるのは初めてのこと。改めて重要な施設であると実感した。

障害者自立支援法は、施設から地域への移行を、その基本的柱にしている。理屈のみならまさに理想。しかし実態はどうか。施設でしか生きていけない人もいる。

この施設もそうだ。地域の生活に移行できる人は稀。ほとんどの人が病気か高齢によって、この施設か近隣の病院で人生を終わる。社会で生きることが現に困難な以上は、その居場所を確保するのは政治の役割だ。

昨年厚生常任委員会で、北海道伊達市に調査に行った。障害者が地域で生活出来るように、行政を含むまちぐるみで取り組み、具体的な結果を出していた。しかし障害程度によって、移行に限界があるとの意見も聞いた。

来る6月の一般質問は、障害者施策を取り上げる。非常に重要なテーマかつ、発言することに責任を感じている。しかし言わねばならない。ついに障害者サービスまで‘受益者負担’と言われている。

いつもによって答弁云々ではない。主張こそ重要だ。詳細な内容については、いまだ調整及び熟慮中。障害当事者にも恥ずかしくない、しっかりした演説にする決意だ。

【今日一日】
13:30 さがみ緑風園視察/麻溝台
15:00 資料作成/事務所
18:00 月例ミニ県政報告会(政治とカネ)/中央
19:15 事務所スタッフと懇談/同
さがみ緑風園


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