てらさき雄介の日記
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2009年05月26日(火) 県庁へ行かない午後

大変お世話になった方が亡くなり、市内で行われた告別式に参列した。元は市行政の幹部で、市議時代はかなり生意気を本会議場で申し上げたものだ。その後、4年間の浪人生活でも気にかけて頂いていた。

4月にお会いしたのが最後になった。その前3月には赤ちょうちんで一杯ご一緒した。互いに酔っぱらった。お体の悪いことを知らなかった分、訃報を聞いたときはショックだった。どんな顔をしていいかわからなかった。

70歳をこえてなお、日本と相模原の将来を心配されていた。その思いを引き継ぐことを改めて決意し、心からご冥福をお祈り申し上げたい。年齢が浅い分、これからも多くの方と別れがあるのか。

その後市役所へ行く。党県議団でチーム編成して取り組んでいる、不妊治療の支援について、保健所設置市としての取り組みを聞くためだ。直接の担当者と意見交換した。制度上は県と同じ制度だが、やはり‘雰囲気’に違いはある。

保険不適用の特定治療については、国と県または保健所設置市で助成金を出している。国が補助金を出すのなら、最初から保険適用にすればいいとも思う。まあ厚生労働省の間違いは、この問題だけではないが。

「国が助成を止めたらどうしますか」と聞くと、「その場合は市が全額出すしかありませんね」との個人的な見解。そうこれが市の実態なのだ。県も障害者医療費の助成を削減したが、現場の市町村にそのしわ寄せがいく。

そして事務所へ。たまっている事務作業があり、それを一気に片付けていく。まあ2時間というところか。たったこれだけの時間が、なかなか落ちついてとれない日々。それでいいとは思っていない。

夜は田名地区の公共交通整備を求める集会。いろいろな会にお呼び頂くが、このように具体的な政治要望がある場合は、その中身と自分の考えをしっかり吟味してから行くようにしている。

意見が違うのに安易に顔を出すことは、政治信条に反するだけでなく、何より真剣に会をつくっている皆さんに失礼だ。この田名地区の協議会については、自分なりに納得し支援しようと決めて、昨年に続いて参加した。

公共交通をつくるときの基本姿勢は、交通不便地域にこそ重点をおくべき。この田名は無論、大沢地区や津久井地区などもそうだ。採算のみ重視して、既存の交通がある場所に重ねて税を投入する必要なない。

一方現在の相模原は、国策であるリニアや圏央道を含めて、大きく交通環境が変化しつつある。公共工事は経費が大きくかかる。後年度負担もそう。BRTとリニアに感じている疑問を、率直にぶつけていきたい。

【今日一日】
12:00 支援者告別式/古淵
13:00 市健康企画課と意見交換(不妊治療支援)/市役所
13:50 打合せ(後援会)/青葉
14:30 事務作業/事務所
19:00 田名地区公共交通整備促進協議会総会/田名
市役所(保健所)に置いてある、市発行‘くらしのガイド’外国語版。上がタイ語、右下がカンボジア語、左下が韓国朝鮮語。


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