てらさき雄介の日記
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2009年05月04日(月) デモの一つも

年金の相談を受けた。守秘義務がある(と思っている)ため詳細は書けないが、ねんきん特別便の内容に不服があり、社会保険庁に照会している最中とのこと。

一年以上前に窓口に行ったら、「半年くらいで返事をします」と言われたそう。そんなにかかるのかと唖然としたそうだが、何と今だに一切の連絡がないとの話。

消えた年金事件の後は、自分の身は自分で守るべく、納付の控えを保存している人も多い。会社の入退社時も、きちんと確認したりしている。しかし以前はそうではない。

まさか預けた年金記録に問題あるとはとは思いもよらず、国を信頼して書類を捨ててしまっている人も多い。それを責められるだろうか。政策論ならまだしも、事務的な処理にかけては日本の役所は優秀だったはず。

社会保険庁が緩んでいたとしか思えない。そしてこれも長期政権による弊害だ。同じ党、同じ人、同じ組織で長く仕事をしていれば、だんだんと緊張感がなくなっていくのだ。

今日相談を受けた方は、いまだお元気なので、何とか早めに事実関係を明らかにして、適正な給付を受けられるよう努力したい。しかし高齢により体が動かない人は?既に亡くなった人は?取り返しがつかない。

革命までいかないにしても、大規模デモの一つもおきないのが不思議である。いやそれも日本人の特性。卑下することはない。静かにそして大胆に、次期総選挙で厳しい判断が下されるはずだ。

【今日一日】
14:00 行政相談(年金)/東淵野辺
14:30 支援者訪問/同
17:00 事務作業/事務所
伺ったお宅の近くには、町田市との間に境川が流れている


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