てらさき雄介の日記
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2009年05月01日(金) 大和市で福祉の調査

議員提案条例の作成と制定を目指して、一昨年から党県議団で調査研究を深めている。その一環で大和市を訪問し、高齢者福祉について担当者と意見交換を行った。

現場の市職員に一番聞きたかったのは、「高齢者福祉で県に何を求めますか?」ということ。色々な角度から質問し、すべてに誠意ある回答があった。

しかし結論から言うと。県に求めるものは「ない」らしい・・・。いや正確には、現在の高齢者福祉における国・県・市の役割分担を前提にしてのことだ。

確かに制度をつくっているのは国であるし、実施主体になっているのは市町村が多い。今の事務分担では、県は国の制度を‘伝達’し、市町村間の‘連絡調整’することしかない。

しかしだ。あるべき福祉を求めることに、国・県・市の縦割りがあっていいはずはない。やっていけないというルールがない以上は、例え国や市町村の仕事であろうと、必要ならば県が実施すればいいのだ。

高齢者福祉に県が力を入れていくならば、一つには国の不備を‘肩代わり’すること。これは市町村も求めているはず。また市町村に対して、財政出動を伴う支援も出来る。

発想は無限に。そう考えている。すると段々と、条例のイメージが湧いてきた。私たちは役人ではない。政治家なのだ。政治家としての感覚を大切にしながら、県民に役に立つ条例をつくれるよう頑張る。

【今日一日】
11:00 大和市役所にて調査(高齢者福祉)/大和市
13:00 挨拶まわり(数軒)/市中部
20:00 相模原青年会議所委員会/富士見
建物の外から見た事務所(2階部分)


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