てらさき雄介の日記
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2009年04月21日(火) 山北町へ

山北町へ行った。実は相模原市の隣町だ。藤野山北線という県道が通っている。しかし藤野に出るまで1時間以上かかるし、訪問するのが山北町の南部ということもあり、厚木から東名高速道路を利用することにした。

用件は、部落解放同盟神奈川県連合会の役員さんとの、同和対策についての意見交換だ。アポより大分早く着いたので、初めての山北駅を散策し、また町役場にも立ち寄った。

さて同和問題には、以前から関心を持っていた。色々な書物を読み、それなりに研究もしてきたつもり。しかし当事者団体の方と、直接会って話を聞くのは初めてのこと。

部落の問題に限ったことではないが、差別を失くしていくためには、個々の具体的事例を解決し、それを積み重ねるしかない。これは過酷なことかもしれないが、問題にフタをしてしまうのは避けるべき。

曰く「県議が意見交換に来たのは、十数年の役員経験で初めて」。いささか驚いた。個別事業がなくなったから?この問題に触れるのが嫌だから?あるいは関心がないから?一層の使命感が湧いてきた。

帰り道には、意見交換のなかで話題にのぼった、‘ほうらい会館’という名称の隣保館に立ち寄ってみた。県内にはここ1館しかない。秦野市が運営しているが、県も補助金を出している。

真の世界平和を実現するためには、差別と貧困を地球上から根絶しなくてはならない。今後も見聞を広めながら調査研究を行い、県議として議会内外で責任を果たしていきたい。

【今日一日】
10:30 書類整理/事務所
12:15 山北町役場訪問/山北町
13:00 部落解放同盟県連合会幹部と意見交換/同
14:45 秦野市立ほうらい会館視察/秦野市
のどかな山北駅(御殿場線)


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