てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2009年04月10日(金) 原子力事故の対策

党県議団の一昨年初当選組で、月1回の定例勉強会を開いた。持ち回りで発表者となっているが、今日は近藤大輔議員(逗子市・葉山町選出)の順番だ。

地元が横須賀に近いということもあり、かねてから原子力事故について取り組んでおり、現在県が行っている対策と問題点について発表があった。また意見交換でも、多くの議論が巻き起こった。

原子力発電所は県内にないが、横須賀は米第七艦隊の原子力空母ジョージワシントンの母港である。また原子力潜水艦も多く出入りしていることから、自治体としても事故時の対策が求められる。

県として、国の100%補助でオフサイトセンターを設置しているが、視察した議員によると、緊張感がみなぎっている感じではないそう。事故は起こらないだろうという雰囲気こそ、まずは変えてねばなるまい。

また近藤議員からは、安定ヨウ素剤を飲むことによって、放射能による害を抑制できるとの報告も。県は4万錠位しか備蓄していないが、更に多く購入する必要がある。

この薬はチェルノブイリの事故でも、使用したポーランドと、そうでないロシアやベラルーシとでは、ガンなどの後遺症発生率が格段に違うというデータが出ている。

基本的には、在日米軍の縮小を求める。しかし今そこにある以上は、事故時の対策をしっかり行うことが大切。命に係る問題なので、しっかりした投資が必要だ。

【今日一日】
 9:00 党県議団1期生勉強会(原子力事故)/県庁
10:00 打合せ(議会)/同
11:30 人権男女共同参画課と意見交換(同和)/同
12:00 事務作業・調査活動/同
18:30 豊島きよし前県議を励ます会/小田原市
20:30 支援者と会食/東林間
原子力事故関連の資料


てらさき雄介 |MAILHomePage