てらさき雄介の日記
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2008年11月16日(日) 政調費、学費はありか

明治大学雄弁部のOB会があった。部の活動や昨今の社会情勢について、皆で意見交換した。一方、母校明治大学の現在についても、参加した教授などに情報を聞いた。

明治大学は数年前に、政治のプロを対象とした大学院を開設した。全国から現役の議員や行政マンを多く受け入れており、相模原からも市役所職員や市議が院生になっている。

さて大方は自費で通っているらしいが、政務調査費から支出している人もいる。学費を政調費で出すことが「あり」か「なし」か、議論はわかれるかもしれないが、これは裁判によって合法と見解が示されている。

私の考えを述べよう。基本的には「あり」である。議員として仕事をしながら、自らの不明を恥じることも多く、今だからこそ勉強したいと思うことがある。そして学んだことは、ストレートに議員活動に活きてくるはず。

後援会活動でも政党活動でもない。まさに政務調査活動そのものだ。若干議論があるとすれば、学んだ結果が学位となって個人に返ってきてしまうということか。

さてこの支出が認められることは、既に解釈として定着している。しかしその根拠は、先ほども述べたとおり裁判の結果による。しかし政治活動の正当性について、裁判で決するというのは如何なものか。

逆に裁判所が「だめ」と言えば、そこに政調費は支出できないのか。ひとつひとつの使途について、いちいち裁判所に判断を委ねるようでは、立法機関たる議会とは一体何なんだろうとも思う。

最後は選挙で決するべきだ。もちろん政調費の使途を完全に透明にし、かつ積極的に公開してこそだが。私自身も試行錯誤しながらだが、堂々と使途をホームページで情報公開している。

選挙を待たずしても、どしどしご意見を頂きたい。多くの人との議論のなかで、自他ともに認められる使途を確立していきたい。

【今日一日】
16:00 明治大学雄弁部OB会/東京都千代田区
18:00 同2次会/同


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