てらさき雄介の日記
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2008年10月31日(金) 政令市の住民投票

政令市移行については、住民投票で是非を決するべきという意見がある。住民投票に不向きなテーマとは思うが、投票を実施すること自体に反対ではない。

しかし住民投票制度の導入を、かねてから主張している私としては、今回の動きについて、基本的なところで問題を感じる。住民投票制度を導入する際に重要なのは、特定の問題が出る以前の段階で、制度を条例によって明確に規定しておくことだ。

「○○について」「△△について」と、話題騒然となってから制度をつくると、どうしても賛否双方の思惑が入り乱れ、公平な住民投票制度が創られにくくなる。

現に、市長あて直接請求に向けて11月より運動を始める団体は、政令市移行について明確に反対表明をしている。推進派も反撃に出るだろうし、結果住民投票が行われても、それはいびつなものになるだろう。

さてそういう実態なので、政令市移行を推進している私としては、署名活動に加わることは出来ない。しかし皮肉ではなく、結果を楽しみにしている。実は、規定数集まって欲しいとも思う。

市民の関心がない中で、政令市に移行することはあり得ない。逆説的に言えば、例え反対の趣旨であろうと、この程度の署名数が集まらない相模原市であることは残念だ。それこそ移行出来るのか不安に思う。

いよいよ政令市移行を‘申請’するかどうか、市議会12月定例会で正式に審議と議決が行われる。それを受けて来年3月には、県議会でも同様の流れで意志表示を行う。

相模原の将来に責任ある議員として、一番大切な時がもうすぐやって来る。

【今日一日】
10:00 行政相談(スポーツ施設)/市役所
10:20 事務作業/事務所
11:20 市議と打合せ/市役所
12:30 支援者訪問(数軒)/市中部
15:00 団体訪問(本村賢太郎同行)/町田市
21:00 事務作業/事務所


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