てらさき雄介の日記
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2008年10月23日(木) 議員の役割

住まいのある上溝地区で開催された、年に一度の市政懇談会を傍聴した。自治会・商店街・公民館・民生委員など、地域の役職者が市行政幹部と意見交換を行う。

この会も、一昔前とは多くの変化がある。まず地域からの要望の中身が、より切迫した内容になっている。「ここに施設が欲しい」と言った内容は減り、通行危険箇所への信号機設置や、自主防災組織の人員不足などが挙げられていた。

また出た意見も率直なものが多く、市行政の答弁を「不服」とはっきり言う方もいた。かつてがナアナアだったと言う訳ではないが、明らかに良い方向に変化している。

この市政懇談会については、かつて市議会内で異論が多かった。市民の代表たる議員が、議会で議論しているのだから、あえて地域をまわって意見を聞く必要はない、などという妙な理由によるものだった。

確かに、今や市民が行政に対して、直接意見を言う機会が増えている。また地元の課題でも、わざわざ議員に頼まずに、直接市役所に話をしている。これは良いことだ。

大切なのは、議員が自らの役割が変化していることを、しっかり認識出来るかどうかだ。役割が無くなった訳ではない。市民の意見を`仲介’する仕事から、意見を聞いて‘経営’することに変わっているのだ。

また変らせねばならないのだ。

【今日一日】
 9:30 事務作業/事務所
10:30 党街宣活動/市北部〜中部
16:00 労組訪問(本村賢太郎同行)/綾瀬市
19:00 上溝地区地域市政懇談会/上溝
21:00 友人と懇談/鹿沼台
上溝地区地域市政懇談会


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