てらさき雄介の日記
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2008年10月15日(水) 一線を画しつつ

次期衆議院選挙に向けて、政党関係の予定が多い一日だった。しかし一番印象に残ったのは別の案件だ。

小池義和市議と一緒に、相模原児童相談所を視察した。児童福祉法によって、都道府県と政令市には設置が義務付けられている。すなわち政令市になれば、県から市へ仕事が移ることになる。

他地域の児童相談所にも、過去いくつか行ってきたが、現場の職員は良くやっている。むしろ施設数と人員の慢性的な不足と、国が設定した制度に問題点があると痛感する。

市は、この施設が運営できることを、政令市移行のメリットに挙げている。私もそう考えている。しかし現段階に至っても、いまだ移譲についての協議、すなわち引き継ぎが全く行われていない。

政令市移行については、現在、賛成・反対それぞれが熱い運動を行っている。12月の市議会での議決に向けて、政令市移行の是非のみならず、過去の津久井地域との合併についてや、あるいは各党派の思惑が入り乱れている。

賛否のみを追及される昨今の雰囲気に、正直辟易していたところだ。喧々諤々しているように見えても、一番大切な“移行後”について、詰めて考えている人が意外と少ない。

児童相談所に行って決意した。今のアツい議論とは一線を画そう。政令市移行によって、この施設に保護された子どもたちが、不利益を被るようなことは、万が一にもあってはいけない。

県から市へスムーズに仕事が移るのは当然として、よりサービスを向上させるような取り組みを、自分自身が先頭に立って始めなくてはならない。保健分野・教育分野・土木分野など、ひとつひとつ点検していこう!

【今日一日】
 9:30 支援者主催イベント/鹿沼台
10:30 相模原児童相談所視察/淵野辺
12:00 打合せ(党関係)/市役所
13:45 打合せ(党関係)/中央
14:00 挨拶まわり(数軒)/市中部〜北部
16:30 党街頭演説会(菅直人来訪)/相模大野駅
19:00 会合(党関係)/橋本
相模原児童相談所


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