てらさき雄介の日記
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小川勇夫相模原市長が、ついに辞職表明をした。噂されてはいたが、過去を思い起こすと感慨深い。小川市長については、良い話も悪い話も聞いたことがある。
彼がやってきた市政の中身については、それなりの見解を持っているつもりだが、その人間性については本当に知らない。
過去同じ相模原で政治活動をしていて、それを知りうる機会を持てなかったのは、率直に言って残念だった。
地方議会に与野党はないが、政治家同士の信頼関係を築くべきだった。その責任については、私の方に多くがあるだろう。
長友義樹氏の市長選挙を行い、その後継として市議補選に立候補した経緯から、感情的に色々あったのは事実だ。しばらくは議場で顔を見るのもいやだった。
しかし2期目の市議選を終えたとき、どんな人なのか色々話してみたいと思った。何度か接近を試みたが、やはりだめだった。
党派・系列・人間関係・そして市政への基本的考え方、などどうしても越えられない壁があった。「与党」を自称する同僚議員への抵抗もあった。
二年前の市長選挙では、対立候補の選対に入った。自民党を隠そうとしない市長に対して、二大政党としての意地を見せるためだ。結果低投票率のまま、市民の関心を集めることが出来なかった。
その後体調を崩され、多くの噂が出た。品位のない話も飛び交い、政治の浅ましさを実感した。結果完敗した側として、任期一杯に仕事をされることを願った。
ここに至り、改めて過去のご功績に敬意を表するとともに、ご静養を心よりお祈り申し上げます。
今週末の合併を経て、ついに政令市への道を歩み始める。真の自立都市を目指して、精一杯頑張っていきたい。
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