てらさき雄介の日記
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2006年06月19日(月) 羽田発金浦着

先ほど自宅に帰ってきた。2泊3日の海外は初めてだが、羽田初金浦着だと、それほど遠いと感じない。

元々飛行機に乗れば、アジア東方なら数時間だし、ましてや韓国なら2時間で着く。成田に比べ羽田が近い(私だけでなく都内からも)だけでなく、韓国側も、新しく出来た仁川より金浦は近い。

羽田空港国際線ターミナルは、学生時代台湾に行くのに使ったが、現在は航空会社のプレートを見る限り、韓国往復しかないようだ。空港施設などは、地方空港よりも小さくてかわいい。

かねてから羽田を、名目ともに国際空港として利用すべきと考えている。足りない土地は、埋め立てて建設してもいい。この意見が私らしくないと言う方もいらっしゃるが、滑走路の増設が出来ない、現在の成田の現状は異常だ。

地主で反対している人は年々減っているにもかかわらず、自薦他薦の‘応援団’が乗り込み、過激派まがいのアジトが今も存在する。これ自体は、ある意味些細なことだが、貿易立国としての国際空港のあり方を考えると大問題だ。

少数意見を大切にすることと、空港建設で強制収用できないことは違う。政府も変なところで、変な遠慮をするものだ。当初の成田建設反対は、ベトナム戦争や安保闘争など、その時代特有の課題があったのだ。今の視点で、検証すれば、方向性は見えてくる。

ただここに至ると、成田の位置づけを早期に変えることも難しい。羽田をどうするかだ。羽田空港の住所は、東京都大田区だが、半分は神奈川県みたいなものだ。県政としても、空港へ向かうアクセスだけでなく、空港のあり方自体について意見を言うべきだろう。


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