てらさき雄介の日記
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2006年04月28日(金) 選挙にまつわる噂

統一地方選挙も1年前。この時期になると、選挙について多くの噂が出る。「誰々が新しく選挙に出る」の類だ。中には‘火の無い所に煙を立てる’話も多い。

政治の世界は欲望がストレートに出るので、噂の中身を聞いていると、どの辺の方が言っているのか、おぼろげながら想像がつく。情報を辿ったりすると、様々な人間関係や利害関係が見えてくる。

私たちは慣れているので、一喜一憂しないが、支援者の皆様はその度に動揺してしまう。情報化社会のデメリットだ。携帯電話がなかったら、元々噂自体がこんなには広まらない。

過日市長の病気療養に関連しても、多くの情報が飛び交った。ひどい噂になると、○月△日と×時と、日時指定で辞職会見との話まで聞いた。悪意ある情報とは恐ろしいものだ。

最初政治家になろうと決めたのは、誰に相談したわけでもなく、たった一人自分自身のみだ。県議選に出るときも、支援者に了解は取ったとしても、やること自体は自分で決めた。例え誰が何をしようと、私自身の政治家としての、責任と役割が変わるわけではない。

ましてやその多くの噂も、所詮は市内の一部。相模原市の限られた面々、一部のネットワークの中での話だ。来年3月には70万人の都市になる。広く外に出て、多くの市民と接したいものだ。

そう言えば思い出した。いつかの衆議院選挙のときに、ある候補者の側近は、「所詮相模原の選挙は、500人から1000人の有力者を、いかに奪い合うかだ」と言っていた。怒りを通り越して、あきれて物も言えない。

今でも相模原市の地図を、戦国時代の軍略図のように見つめながら、「ここの地域を落とすには、誰々を攻略するしかない」と、意気込む候補者も少なくない。こうなってはおしまいだろう。

私も、選挙には全てをかけて取り組むが、大切なものを失っては、元も子もない。気を付けよう。

さて噂の件。一方「誰々が引退する」話は聞かない。こっちに名前が出てしまうと、困る人が大勢いるのだろう。対象者も多いし・・・。





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