てらさき雄介の日記
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中国全人代が閉幕した。隣国かつ大国なので注目していた。いくつか感想を述べてみたい。
まず政府からの報告については、日本よりも率直な点もあった。「○○○は上手くいっていない。」「△△△には弊害もあった。」など欠点について総理が述べている。“自己批判”の文化ゆえだろうか。
にも関わらず代議員からは批判や意見がほとんど出ない。採決も圧倒的多数で可決だ。一党独裁は健在なようだ。ただテレビ中継されるようになった分、以前よりはましかもしれない。
日本と同じく「格差」が問題になっているそうだ。元々他民族国家だし、しかも幾つかの国を武力で併合した経過もあるので、今に始まった「格差」ではないだろう。
ただし政権基盤である農民の暴動が多発していることは、共産党にとっても厳しい事態だ。天安門事件で鄧小平は「それでも農民は騒いでいない」と事件を過少に捉えたが、今回の事態は深刻さが伝わってくる。
この体制(共産党一党独裁)はいつまで続くだろうか。確かに統治能力という点では政府や共産党幹部は優れているが、経済を自由化した先に政治の自由化がやって来ることは避けられまい。
決して欧米デモクラシーを意味するわけではないが、中国流の民主主義を採る国に一日も早く変わってほしい。私が目指す日本と中国の真のパートナーシップの最低条件だ。
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