てらさき雄介の日記
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2006年01月20日(金) 明治生まれ

ある地区の寿会(老人会)新年会に参加した。最高齢は96歳の方だ。

私こと、父方の祖父母は余り記憶がない。祖母は生まれる前に、祖父も生まれてすぐに亡くなったからだ。

一方母方の祖父母は、母の故郷でもある栃木県鹿沼市で、数年前まで健在だった。祖父は明治39年生まれ、祖母は明治42年生まれだった。

爺ちゃん婆ちゃんと言えば明治生まれというのも、大分昔の話になりつつあるようだ。今日会ったこの96歳のご老人も、計算してみると明治の最終年生まれになる。

さて今日皆さんが持ち寄った宴会料理は美味しかった。特にけんちん汁と切干大根、そして赤飯は絶品だ。

相模原市は昭和30年以降、急激に人口が増加した。両親の世代で相模原で生まれ育ったという方は余りいない。

今日の会だと尚更だ。直接お話した方は全て他の故郷があった。

取り止めもない話になったが、歴史好きな私は人間についてもそれを感じるとき嬉しくなる。

自分が高齢者になった時のイメージは正直ない。仕事を引退する辺りまでで想像は止まっている。もちろんそんな先のことを考える必要もない。

皆んな目を細めて「若いとは素晴らしい」と言ってくれた。素直により頑張ろうと思った。




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