てらさき雄介の日記
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2005年12月11日(日) |
自民党との連立は100%ない |
先の総選挙後に、大勝した小泉総理が、民主党に対して連立を働きかけていたことが明らかになりました。
前原代表もその事実を認め、「即座にお断りした」とのこと。至極当然のことです。
二大政党の確立と非自民を以って成立している民主党が、自民党と連立を組むことは自己矛盾であり、それを模索した段階で党は崩壊します。
公明党などは、かつての野党から与党になった経緯を、“政策実現のため”と言っていますが、それは小政党だから許されたことです。
もし“政策実現のため”に民主党が与党になったら、それこそ日本の民主主義そのものが死んでしまいます。
さて気になったのは、前原代表のこの件についてのコメントです。
「自民党との連立は99.9%ない」と発言しました。
政治家の言葉使いには色々ありますが、「99.9%」は‘意味’を持ってしまう言い回しです。
衆議院議員を5期経験している、前原代表が知らないはずはありません。
最初から「自民党との連立は100%ありません。」というべきです。
付け加えるならば、それを聞いた記者に対して、「そんなことがあるわけないでしょう!」と怒ってほしいです。
この前原代表の発言に関連して、小泉総理や自民党は政界再編(と言っても自民党による他勢力の吸収)云々すら言っています。
先般の脱労組宣言でも、多くの労働者の誤解を生んでしまいました。
また訪問しているアメリカや中国での発言にも、気になる点が多々あります。
私に言われたくないと思われるかもしれませんが、発言にはもう少し気を付けるべきです。
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