てらさき雄介の日記
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2005年12月09日(金) |
相模原市長の長期療養について |
地元自治会の忘年会がありました。
市長が病気療養のため、助役を職務代理にしていることについて、多くの方からご質問を頂きました。
浪人中のため、それほど情報が入るわけでもなく、何もお答えできませんでしたが、皆さん心配されていたようです。
市長のお体もそうですし、何より市の行政運営についてです。
これだけ市内で話になっている件ですので、私ももっと早い段階で意見を書くべきだったのでしょう。
しかし公務を欠席されるほどの病であることは周知の事実であり、人情として色々言うのは忍びないとの考えもありました。
また巷で噂されているように、万が一の市長辞職の後には、市長選挙があります。
その立候補者次第では、県政に関連する選挙も取り立たされていることから、当事者とも成り得る私が色々言うのは、適当でないと自粛していた点もあります。
しかし欠勤が長期に及んでいることから、相模原を愛する政治家のひとりとして、言うべきことは言わなくてはならないと決意を新たにしました。
さて先般市議会で、病気療養中にも関わらず市長が秋の園遊会に出席したことを問題視する意見が、ある市議から出されました。
問題視するのは当然です。噂を聞いたときはまさかと思いましたが、事実と知り愕然としました。
消防団をやっている立場から言えば、市長は最高司令官です。いざというときは、人命に関わることでも「命令」できる責任を負っている立場です。
総理や県知事が、これだけ長期欠勤したらどうでしょうか。それとも市長の職は、それらよりも責任が低いとでも言うのでしょうか。
批判を覚悟で言い切りますが、公職としての身の引き方があるはずです。
またご本人は療養中のため、多くの情報を得にくい立場であることも推察できます。
ならば身近な方々が、それを伝える義務があるのではないでしょうか。
もちろんお元気で、再び公務に復帰されることが何より大切ではあります。
いつかも書きましたが、前回市長選挙で他候補を支援し完敗したこともあり、この任期は全うして頂くのが筋とも考えております。
しかし昨日の会もそうだったように、市民の多くが心配していることもあり、せめて病状報告はするべきです。
税金から給与をもらっているプロフェッショナルとしての、最低限の責任です。
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