てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will
たまたま家にいたので、NHK「義経」を見ました。
お話もクライマックスに近づきつつあり、今日は頼朝の前で静御前が舞うシーンです。
静役の石原さとみは、諸般の事情で余り好きな女優ではありませんが、中井貴一・財前直見他多くのベテラン俳優の前で、しっかり演技していました。
そしてウルウルしてしまいました。過去何度か別の映画やドラマで、このシーンを見たことがありますが、涙するのは初めてのことです。
私が感動するシーンには、いくつかのパターンがありますが、男女の恋愛は元来その対象外だったはずです。
ドラマが終わった後、何故泣いたのか考えてみました。
静御前は義経への愛情のみを表現しているのではなく、目前の敵頼朝と、舞を武器として戦っているように見えたのです。
恐らくその部分が機微に触れ、感動してのだと思います。
何かと戦っている姿は美しいものです。
|