てらさき雄介の日記
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2005年11月20日(日) 静御前の舞に涙する

たまたま家にいたので、NHK「義経」を見ました。

お話もクライマックスに近づきつつあり、今日は頼朝の前で静御前が舞うシーンです。

静役の石原さとみは、諸般の事情で余り好きな女優ではありませんが、中井貴一・財前直見他多くのベテラン俳優の前で、しっかり演技していました。

そしてウルウルしてしまいました。過去何度か別の映画やドラマで、このシーンを見たことがありますが、涙するのは初めてのことです。

私が感動するシーンには、いくつかのパターンがありますが、男女の恋愛は元来その対象外だったはずです。

ドラマが終わった後、何故泣いたのか考えてみました。

静御前は義経への愛情のみを表現しているのではなく、目前の敵頼朝と、舞を武器として戦っているように見えたのです。

恐らくその部分が機微に触れ、感動してのだと思います。

何かと戦っている姿は美しいものです。








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