てらさき雄介の日記
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2005年08月11日(木) こんな時に真岡市です

非常時ですが、前々からの約束で栃木県真岡市へ行きました。

明大雄弁部の後輩である森山浩行大阪府議と一緒に、同じく後輩の中村和彦真岡市議を訪ねてです。

昨晩は単なる懇親会でしたが、本日は久しぶりに“視察”をしました。

テーマは「第三セクター真岡鉄道」についてです。SLを走らせているので有名な路線ですが、経営はご多分にもれずギリギリとのこと。

しかし利用客の70%が高校生ということもあり、地域自治体が協力して維持しているそうです。

JRは一時期、赤字路線の廃止を多く行いました。しかしこのことが、かえって地域の過疎化を進め、更に地域経済を破壊していくという悪循環を生んだケースも少なくありません。

経営指標を見ましたが、それほど大きな赤字とも思えません。再開発事業などを抑制すれば、十分捻出できる額です。(もちろんこういう地域に再開発はあまりありませんが)

相模原市が目指した新交通システムとは違った視点ですが、交通における自治体と第三セクターのあり方を考えさせられました。


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