てらさき雄介の日記
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2005年07月13日(水) 面白きこともなき世を面白く

尊敬する高杉晋作の辞世です。

臨終に立ち会ったある人が、高杉の死後に下の句を「すみなすものは心なりけり」と付けましたが、司馬遼太郎も言うように少しまとまり過ぎな気もします。

幕末のなかで高杉晋作は、坂本龍馬とは違った意味で奇想天外であり、結果倒幕について大きな功績を残しました。

しかしいい辞世ですね。以前は豊臣秀吉の“難波のことは夢のまた夢”に哀愁と重みを感じていましたが、今は高杉的風流に憧れています。

「寺崎は変わっている」と、青年時代からずっと言われてきました。それは褒め言葉でもあり、かつ苦言でもあった気がします。

日本が抱えている多くの課題を解決するには、もはや‘国家’や‘主権’を超えた発想が必要になってきています。

日本の政治についても、議員内閣制や天皇制など、基本的課題について議論しなければなりません。

行動において独善に陥らないように気を付けますが、発想において自粛をするときは政治を辞める時と決めています。


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