てらさき雄介の日記
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2005年04月07日(木) 公共施設のあり方と経費

指定管理者制度の導入に関連して、市役所の担当職員からレクチャーを受けました。

民間活力を導入することを目的とした、同制度は平成18年から前面実施されます。

当初はこの制度に大きな期待を持っていた私も、研究するうちに日々疑問が出てきました。それは、公共施設の運営についての現状について、行政がしっかりした認識を持っていないことによります。

わかりやすく言えば、「現在の公共施設の運営は基本的にうまくいっている」これがスタンスなのです。

しかしそうでしょうか、私は「うまくいってない」からこその指定管理者制度だと思います。

・人員配置に無駄があり経費がかかっている。
・公社などに委託している施設の再委託には談合が多く、これも経費がかかっている
・市役所駐車場は、夜10:30で閉まってしまう。
・市民会館会議室は夕方6時以降は、部屋が空いていても貸してくれない

などなど、少し考えれば数十は簡単に出てきます。

今後の請負業者の選定についても、「施設の有効利用」という抽象的な言葉ではなく、利用者増加と経費節減の数値を基本として、審査が進むべきです。


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