てらさき雄介の日記
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四季劇場に「南十字星」を見に行きました。敗戦後にインドネシアで、戦犯として処刑された若者の物語です。
南十字星がはっきりと見えるくらい遠くで、しかも終戦後に死ななければならなかったのは悲しい限りです。
東京で裁かれたA級戦犯は、政治家指導者であったことから、どちらにしろ何らかの責任をとるべき存在でした。東京裁判が不当であっても、致し方ない点があります。
しかし上官の命令に服し、結果戦犯となってしまった方は不幸でなりません。
劇の主人公は、自らが処刑される役割を認識しながら、絞首台に向かいました。しかしほとんどの方は、その意義すら感じられず、無念の死を遂げたと推察します。
世界で散っていった多くの皆さんに対して、改めて冥福をお祈りします。
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