てらさき雄介の日記
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2004年11月27日(土) |
日本国憲法に見る平和主義について |
相模原地域大学公開講座で、神奈川大学の斉藤愛専任講師の講演を聴きましした。「日本国憲法に見る平和主義について」というタイトルです。
とても為になりました。というのも、憲法を素直に読み解釈するなどということは、学生時代以来だからです。そして政治をやっていると、憲法についてどこか“知ったか”が入ってしまう傾向もあるからです。
今日のテーマでもあった9条についてですが、憲法には幅広い解釈が必要とは言え、現状を見ると一体9条が何を規制しているのかすらわからなくなります。
「侵略戦争の否定」のみが9条の意味ならば、そんなことは当たり前であって、どこの国でも肯定してはいません。事実として、防衛が目的の侵略も古今東西多々ありました。
講師も言っていましたが、憲法の解釈自体には限界があり、日本をどういう国にすべきかを考えた結果の憲法であるべきです。
現在とは違う世の中を志向する私は、新しい憲法を創りたいと思いますが、戦争の否定については、現在よりも強く宣言すべきだと思います。文章でも、戦争に関わるところは具体的に表現すべきです。
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