てらさき雄介の日記
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2004年11月10日(水) アラファト議長の冥福を祈ります

手塚治虫「アドルフに告ぐ」最終章は、ナチスに迫害されたユダヤ人が、時を経てパレスチナ人を迫害しているところで終わります。

国家とはそこに暮らす人々のためにあります。しかし他の国家との対立によって、始めて国家の価値が見出されてしまう現状は悲しい限りです。

生物を軽視し地球を破壊している人類ですが、せめて人類同士の争いごとを解決する叡智を見につけたいものです。

日本がアメリカを知っているほど、アメリカは日本を知りません。一方日本がアラブを知っている以上に、アラブは日本を知ってくれています。

亡くなったアラファト議長の生涯に特段詳しいわけではありませんが、ご冥福を祈ります。


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