てらさき雄介の日記
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2004年09月14日(火) 良い組織はあえて防衛しなくても発展する

良い組織とは、本来の役割を常に意識し、そこに向って邁進する組織です。

国家を守るために国民に犠牲を強いるのは、基本的に誤りだと思います。なぜならば、国家とは国民を守るために存在するからです。

国家に限らず、時として様々な“組織”は本来の役割を忘れ、いたずらに組織防衛に走る傾向があります。本来の役割を捨ててまでです。

私は、実は組織論があまり好きではありません。だいたいにして複数人でつくっている以上、組織というものは元来いい加減なものですし、そこに極端な厳しさを求めることは、かえって個の埋没につながってしまいます。

変革の時代だからこそ、既存の組織は自らを見つめなおすべきです。本来の役割は何であるのか。その目的にあった組織にどう変えていくかです。

民主党にしてもそうです。
岡田代表の再選時のごたごたは自民党的な派閥行動につながらないのか。
党の役員が旧党派のバランスをとっているのは時代遅れではないのか。
政策が第一のはずの政党内において政策が議論されないのは何故か。
すべての選挙に候補者を擁立することが二大政党の役割ではないのか。
などなど・・・・・・・・・・・・・・です。

ただひとつ言えることは、有権者個人の意識は日々発達しています。評論家的に言うならば、本来の役割を見失った組織は、その守るべき人々から捨てられてしまうでしょう。

しかし、私は評論家ではなく政治家です。民主党をそんな組織にしきってしまわないよう、非力ですが頑張ります。











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