てらさき雄介の日記
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2004年09月03日(金) 吉田松陰のことば

ある政治家の得意カラオケは「吉田松陰」です。唄う資格があるかは別にして、歌詞に聞き入っていました。

松下村塾の門下生は吉田松陰をも超えて、結果既存の価値観では計り知れない社会をつくっていきます。

その松蔭を書いた本は幾多ありますが、彼の残した「時代を変えるのは狂気である」ということばは胸に響きます。

松蔭の教えを一番実践したと言われる高杉晋作は、長州を取り囲む十万の兵と時の長州体制派を相手にして、わずか数十人で決起しました。功山寺挙兵です。ここを転機に明治維新ははじまります。

歴史を動かした人には、常に冷徹な計算があると言いますが、この件は資料を見ても“狂気”の沙汰です。

私は狂える性格ではありません。(あくまで自評です)

しかしその役割を担う人間がなければ時代は回転しません。改革ではなく、もはや革命をしなければなりません。



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