ネコとフォント
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このページは「ネコとフォント」の日記ページです。


2003年02月01日(土) 沖縄に行きました。(3日目)

3日目。
昨日の充実した1日があったせいか、睡眠もバッチリ。(いつも通り睡眠薬飲んでたんですけどね。)
今日は、いよいよ最終日。ホテルで朝食・チェックアウトを済ませ、最初に立寄ったのが『2000円札』でお馴染み(?)の守礼門がある首里城です。ま、ここも一応は沖縄に来たら立寄っとかないといけない場所ですわな。


(↑守礼門。観光客の記念撮影だらけ。)

さっそく目の当たりにした守礼門は「まあまあ、こんな感じでしょうな。」といった感想。
だいたい名所ってのはそういうものですが…。

ところが!
首里城の入口へ向かう坂の途中にネコニャーが!!(ネコ命。)
わーいわーい。
でもスタコラと駆け寄ってじゃれようとしたら、いやーん。逃げられてしまいました。残念。

城の開門は朝の9時。それっぽい格好のおじさん3人が開門の儀式を行います。
といっても、なにやら叫んでドラをガンガンならすだけでして。それまでは無表情の直立不動。お願い。せめて笑って。

で、お城の中はといいますと、いろいろ玉座やらなんやらかんやら荘厳な品がズラリ。でもほとんど復元品っぽくてあんまり目をひくものは何もありませんでしたね。別に天守閣とかがあるわけでもなく、たんなる南の国の古風なお屋敷です。(なんか冷めてる?アッシって。)

お城を出た後、早速さっきのネコニャーの元へ。
しかし、どこかに行ってしまったみたい。再び会うコトは出来ませんでした。うーさみしい。

その後母親が行きたいといっていた『玉陵』へ。ここには、なんか琉球王朝の歴代皇帝のお墓があるそうでして、それはそれはすばらしい所でした。(ウソです。)

でもってつづいては『石だたみ』の坂道へ。母が言うには「あんたの好きなネコニャーがいそうな場所。」だったのですが、ネコなんていやしねえ…。言わせていただくなら、急な坂道すぎて足が痛いだけ。う…それに暑いよう…。汗ダラダラ…。おいおい、今2月でしょ。なんでこんなに汗かいちゃってるんでしょうアッシ。はぁはぁ。途中、NHK『ちゅらさん』で撮影された民家とかいうのもあったんですが、見覚えないので興味も湧かずでして。ええ。

それから車に戻って次のポイントへ。って、はっきり言って、この時点で一行はネタ切れ感ありあり。これという行きたい所がありません。なのでとりあえず『海の道路』とかなんとかいう所へ。なんかでもたんなる橋と堤防の上の道路。


(↑ここで途中下車してちょっと一息。風が心地よかったです。)

(ここで少し余談。なんかアッシが書いてるとつまんない旅みたいですが、両親は感受性がアッシより豊かなので、それなりに小春日和の沖縄をエンジョイしてたようです。というかひねくれ坊主なんですよアッシって。)

昼食はその道路を渡り切ったアトにそのへんのレストランで。特に沖縄料理を食するでもなく、サービス定食かなんかで済ませました。食事のほうでもネタ切れ感アリアリ。まいいか。
食後はそこのレストランで飼っているとおぼしきコネコタンと戯れてしまいました。


(↑コネコタン。最初は警戒してたんですけど、最後はじゃれじゃれ。いやん。)

なんか個人的には沖縄のネコたちとの交流をはかった旅行でしたね。沖縄ネコの印象は、全体的に愛想がよいといった感じ。それは単に観光地だからかも知れませんが。

その後、父親と運転交代。この旅初の(ていうか病気になってから初の)運転です。ドキドキ。
以前にも書いたように、どちらかというとペーパードライバーなんですよねアッシって。それに加えてあいかわらずの弱「うつ」状態。「ここで事故ったら立ち直れないカモ。」そう思いましたが、運転!! 結局ま、車線も少ないし大阪みたいに急な割り込みとかもなかったので、意外とスイスイ運転できました。あーでも事故らなくてホント良かった。ほっ。

次に一行が訪れたのは沖縄戦で日本海軍が創った『海軍壕』。
洞窟というかホラアナが蟻の巣状態になってまして。いやあこんなモノ、人間が創れるんだなと感心してしまいました。
でも、身長175cmのアッシでも身を屈めないと通れないトコロが随所にあり、当時の日本人の体格を痛感させられました。こんな体格で米兵と戦ってたんですね。

そんでからどこ行ったかなぁ。
なんか海の見える堤防でウダウダと時間を潰したアト、…そうそう。『琉球の館』とかいう郷土品やらを扱っているトコロへ行きましたね。
ふつうにお土産買ったりしてました。はい。

…で、なんか尻切れトンボのようですが、このあとレンタカー返却して空港へ。これで沖縄旅行はおしまいなんです。

あとは帰りの飛行機待つだけ。のほほ〜んとゲームセンターで遊んだり、早めの夕食に舌鼓うったりしてました。

しか〜し!! このアト乗った飛行機でとんでもない事件が!!(ちゅうほどでもないケド。)


(↑これから乗る飛行機。今までの天気がウソのように外は大雨。)

飛行機への搭乗手続きをするべく列にならんでいると、アッシの前にいかにも『沖縄人』というチョンマゲを結ったオッサンがいました。
チョンマゲさんは全身を紫のスーツで纏い、目からは鋭い眼光を放っていました。その容姿を芸能人に例えるなら「旭道山」。なんか怪しいなあと思いつつ、アッシは飛行機に搭乗…。座席を探し始めました。すると! なんとそのチョンマゲ、アッシの座席の前に座っとるではありませんか。
おいおい。なんでこんだけ乗客おるのに奴が前なんだ。腰をおろしたアッシの眼前には、おそらくスーツの紫とコーディネートされたであろう紫のゴムでくくられたチョンマゲがタラリ。なんか変なカンジ。

ところがそのチョンマゲ野郎、やはり一癖ありました。

とにかく挙動不審で落ち着きないんです。

座席を後ろに倒そうとジタバタジタバタ。離陸後もキョロキョロキョロキョロ。ビンボーゆすりカタカタカタカタ。機内サービスでソワソワソワソワ。チョンマゲ気にしてゴソゴソゴソゴソ。これが延々と2時間続くんです。

ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。

が〜〜!! うっとうしいわ!! ボケ〜!! 頭はったろかい。

これは写真撮ったろ。と携帯を取り出したんですが、母親に止められ断念…。
ぐ、ぐぬう。なんとか奴を写真に収めなければ…。苦悶しているアッシの眼前では依然チョンマゲが、ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ジタバタジタバタ。キョロキョロキョロキョロ。カタカタカタカタ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。ソワソワソワソワ。ゴソゴソゴソゴソ。

う…。写真を撮りたい…。しかしチャンスは機内では訪れませんでした。

でもなんとか写真を!というアッシの思いが通じたのか、伊丹へ着陸後、飛行機から出てきたチョンマゲの後ろ姿を収めるコトに成功しました。
感動。さあ見てくれ。これがそのチョンマゲ野郎だ!!


(↑分かるかなぁ。中央後ろ向きがチョンマゲ。これが目の前で縦横無尽に動き回られた時にゃあ、もう。)

以上沖縄日記でした。
おしまい。



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