●○スピッツのスピ子とクマ亭主との平凡な日々○●
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「これからどうなるのかしら」
眠れません。
夕べ、夜10時半頃いつもの公園にクマとスピ子と散歩に行ったんです。 そしたら雨上がりのその公園に、居たんです。
段ボールに入れられた子猫タンが。
新しく「ポイ捨て禁止!」の看板がついたなぁ〜と眺めていたら、 その真隣に捨てられているのを発見してしまいました。猫かよって。 倒れた段ボールから這い出てきた子猫タンと目があって、その子、ミーって鳴いたんです。
ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
即座にクマ亭主が「猫はアカン!」と言いました。 ワタシがいつも猫欲すぃって言ってたんで多分条件反射的に。 そうだよね、と思ってワタシも心を鬼にしてその場を離れました。 でも、ずっと気になって、帰るとき再び子猫タンの前を通ったんです。
居ませんでした。鳴き声も聞こえませんでした。
正直、ホッとしました。 ウチは2階でベランダに野良猫が入ってくるような環境だし、 何よりスピ子さんの事が心配だし。彼女、スーパー甘えたチャンなので。
でもでもでもでも。とにかく気になって。 まだまだ小さい子猫タンだったんです。自分で餌を探して食べれそうにない小ささ。 それに、子猫についてはワタシ自身ちょっと後ろめたい過去があって、 さっき聞いた子猫タンのミーって鳴き声が頭を離れなかったんです。
思い出して、泣いてしまいました。
「明日、もう一回公園を探してみる。それでもし居たら連れて帰ってしまうかも」 そう絞り出すように言ったらクマ亭主が何も言わずに「今から探しに行こうか」って。 嬉しかった。速攻で箱を用意して古いタオルを敷き詰めて家を出た。
公園まではチャリで。歩いて行く余裕がなかった。無言でペダルをこいだ。 人気も、車の通りもなくなった深夜2時半。
子猫タンはまだその場所に居ました。 ポイ捨て禁止!の看板の真隣に。おいでーと言ったらすぐ出て来ました。 きっと怖かったんだね。一人ぼっちでじっとしていたんだね。
結果、泣きながら子猫タンを箱に入れてウチに連れて帰って来ました。 明るい所でよく見ると、アゴとうなじに怪我をした形跡。 それと後ろ足の片方が伸びて動かない様子。 元気はあります。ミーミー言って動き回っています。 箱から出られないようにすだれで蓋をしたら眠ったみたい。 明日、朝一番で病院に行ってみます。元気になるかな。足、治るかな。
名前、考えなきゃ。
ずっとそわそわしてるんですよねぇ。疲れてるはずなのに。
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