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■ 軽く「ハットリくん」批判
脚本には必然性がなきゃいけない。
なぜそれが起こる必要があるのか。
なぜ彼女は視覚障害でなければいけないのか。
すべてに理由と必然性がなきゃいけない。 それがしっかりしていない映画は、無駄な 部分が多くなるし、見ていて納得できない。
物語は単純でいい。
ただ、その単純さの中には完成された一つの パズルが存在していなければならない。
パズルを完成させるのは、容易ではない。 地味な作業の繰り返しだと思う。
でも、見る側は表面的に語られたメッセージでは なく、物語の中に含まれた厳密さに反応するのだ と思う。
それは文学でも絵画でも写真でも同じだ。
そういう意味で、映画「ハットリくん」は 全くダメな作品だと思った。
まぁ子供向けだからいいのかな。
2004年11月06日(土)
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