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■ 六本木の赤ひげ 解説
昨日の続き。(まずは昨日の日記をお読みください)
さて、これはもう1年半くらい前の話です。たまに言ってるけど、 僕はものすごくモノ覚えが悪い。その僕がここまで詳細に覚え てるというのは奇跡であります。それほど、この診療所には すごく不思議な空気が漂っていたということです。
調べたところ、この老医師の名はエフゲーニー・アクショーノフ。 あの「徹子の部屋」にも出演経験があるそうです。
「六本木の赤ひげ」と呼ばれている彼は、お金のない人からは 一銭もとらずに診察しているということです。今の時代に信じられ ませんよね。
勢いあまって、彼に関する本を2冊買ってしまいました。
「六本木の赤ひげ」(Amazon)
「異郷に生きる―来日ロシア人の足跡 (2)」(Amazon)
保険のきかないこの診療所。一度訪れる価値はあります。
--☆今日のハワイ☆--
■悲しみを抱えたクリスマス
RodnyとNicol、そして彼らの4ヶ月になる息子であるIsaiahは、 家族で「大事な」クリスマスを楽しんでいる。そしてその意味を 知るには、Isaiahはあまりに若すぎる。
彼らは来年のクリスマスを一緒に過ごすことが出来ない。 2005年12月25日、彼らの父親はイラクにいる。
「派兵の話を彼から聞いたときはショックだった。少しね。感情が 混ざってるの。悲しいけど…行かなきゃならないのよ」。 パール・シティ・ハイスクールで知り合った夫が、「まさかこんな 事態に巻き込まれるとは夢にも思っていなかった」。
Rodnyは語る。 「複雑な気持ちです。イラクには行かなければならない。僕は 軍人ですから。それでも、家族を残していくのは辛いことです」。
「家族や友人と会えなくなるのは本当に辛いことです。あと、 僕の好物のチキンカツランチが食べられなくなるってのもね」。
クリスマスの今日、彼らは特別なことは何もしないという。 ただ、家族と共に「貴重な時間」を過ごすことが、父親の何よりの 望みなのだ。
今年はお互いに高価なプレゼントも交換しない。
「たぶん普通のシャツか何かをあげると思う。あの人は時計が 欲しいって言ってるんだけど、それは帰ってきてからのお楽しみ」。
★プチ英単語 cherish: 大事にする
-- 国家レベルと個人レベルの話を比べるのはあまり適切ではない のかもしれませんが、ほとんどのアメリカ人は恐らくこうした感情を 抱いているのではないでしょうか。
軍という組織が当然のようにあり、自分も志願して軍に入った。 しかし実際に兵役につくとなると、やはり家族や友人が恋しい。 戦争なんて行きたくない。
自爆をしてでも自らの信条を貫く者、そしてそれを殺してでも阻止・ 排除しようとするもの。
どちらが正しいなんてないのかもしれないけれど、やっぱり人が 人を殺すのは間違っている。 -- 記事はHonolulu Star-Bulletinより http://starbulletin.com/2003/12/25/news/story3.html
2003年12月25日(木)
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