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作品って、そのひとそのものだと いつも思う。
音楽であったり、
絵画であったり、
ささやかな落書きであったり、
手紙であったり。
多種多様なものが存在するなかに
1曲1点1枚1通の「作品」が産まれて、
そのひとらしさとか、そのひとっぽさを感じたとき、
こころくすぐられてしあわせなきもちになります。
・ ・ ・ ・ ・
今までのデザインの現場は お客さまがあって
各々お客さまの欲しいものを、欲しい形にして納品するのが仕事でした。
でもこんどの職場は デザインを必要としている企業に所属しているので
私が作る広告がお店をつくる、と考えてもいいかな、なんて思うのです。
まだまだ図々しいのだけど、そういうこと言えるくらいになりたいなあ、
なんて思ったりするのです。
もしもお店が増えて会社が大きくなって、お客さまから愛される店になったとき、
私の作った広告も文頭で述べたような理由で愛されたりすれば、
すっごくしあわせだなあ、
なんて思ったりするのです。
…という、話をダーにしたら
「レイさんの作った広告が盗まれるくらいになればいいね」
と言われました、が。それはでかすぎる夢です。
私は、
私の作ったもの…例えば葉書やフライヤーなんかが
誰かの部屋のトイレなんかに貼ってあれば
ベッドルームのボードの左下なんかに貼ってあれば
…手にしてすぐ捨てるんじゃなくて
生活のかたすみにピンで留めてくださるような仕事をできればいいなぁ、
なんて思ったりするのです。
・ ・ ・ ・ ・
だから、もしかしたら
私がすてきなひとのなることができれば
私の作るものも素敵になっていくのではないのかしらん、
なんて思ったりするのです。
そんなふうに、
毎日 すてきなひとになることを考えてみたりして
よる、ねむれなくなります。
弱すぎて笑っちゃいます。
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すてきなひとである環境のひとつとして、
職場のスリッパはすてきなものを使いたいと夢見たりして
・真っ赤でビーズやスパンコールなんかついてるようなのとか
キュートでかわいいやつ
それを履いている事で、
思わずテンションがあがるような。
そういう存在の。
駅前周辺の雑貨屋を見たけどこの田舎町じゃみつからなくて。
今日は軽井沢へスリッパ探しに行きました。
でも室内履きというかそういうシーズンではないらしく
魔法のスリッパは何処にもありませんでした。
 ナイキのバレンタイン。
帰途、峠の湯へ。
ひさしぶり。
露天風呂にちゃぽん。
思わず笑みがこぼれるのです。
景色は夜のはじまりはじまりのじかんで、
青い夜空が濃紺になって
くろぐろとした山陰と夜空がひとつになっていくさまを
じっと眺めながら
いま、このささやかなひとときは
私に必要な瞬間だと感じて。
どうしてもこの場所が好きだなー、
あー、しあわせだなー、
と、何度も思いました。
ひとりでにやにやしすぎ。
しばらくすると、いま制作中のものの
新しい案が浮かんで来たりして、
職場のMacの前にいるときよりも
こうやってアタマを解放してるときのほうが
いいんじゃないか、なんて思ったりして
休日ってたいせつだ。
と思ったりした。
私は、どんなに忙しくたって
必ず休日はどっぷり休もう。
なんて、決意したりして。
 赤いエナメルにやられて買ってしまいました。うきゃ。
峠の湯を出ると、カエルの声が夜を包んでいて、
あー。もう。すてき。松井田ラブ。
夏はカエルの、
秋は昆虫の、
ライブが聴ける夜ばかりすごせたらいいのに！
…なんてゆめみたりして。
今日は晴れた休日、ダーは火曜日から風邪でダウン、布団がダーの熱を帯びてしっとりしている、ダーが再び病院へ行っている間に布団を干す。タオルケット・シーツ2回変えたので2セットお洗濯。給料日なのでお金おろしてネコ砂買いに行って裏の八百屋でトマト買ってパン屋でサンドイッチ買って帰って来て。ダーと昼食とって軽井沢へ向かった。途中産直センターに寄って松井田のお米を買った。シールに「天日干し」と赤ペンで書かれていたので「天日干しとはなんですか」とオバチャンに聞いたら写真を探して来てくれて「機械を使わずにお日さまで乾燥させることだよ」と教えてくれた。写真は枯れた田んぼのまん中にさかさまに干された小麦色の稲が写っていた。なるほど、田舎でよく見る景色だけど 最近見ないな。お日さまが干してくれたお米の方がぐっと美味しいような気がして、すごくよいものを買った気持ちになり「ありがとうございます、美味しくいただきます」とオバチャンにお礼を行ってお店をあとにした。明日からお米を食べるのがたのしみ。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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