ダーと古本屋で文庫本買って、ドリンク¥80券にぎりジョイフルへ。 ふたりで399円な安ランチ食べて 音楽のはなししてバンドのはなししてドリンクバーでたっぷりのどを潤して、
そのあとそれぞれの本に没頭した。
私はこういう無駄で平凡な時間の使い方が好きだ。 そういうささやかなことが贅沢だと感じる。
15時すぎから 常に否な…店内を歩くだけでイヤだ、言葉を発するのもイヤだ、…というような顔をしたウェイトレスが出勤してきて、すべてのものを不味くしていた。
安くて質も問えないような商品であったとしても、 それを美味しく差しだすセンスを問うて何が悪い。
すてきなウェイトレスがいるレストランへ行きたい。
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肉ばっかり食べてるやつは、 カネとオンナの話しかしない
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寿先輩のお宅へ。 寿先輩の2番目の彼女がいた。
本家本元の彼女様と出合う前から 2番目の彼女と会ってしまって、 こうしてご挨拶なんかかわして、 一緒にプリンなんか食べてる。
いいのかなあ。
私が寿先輩との話に熱がはいり、夢中で謎をひもといて、この部屋にふと帰ってきたとき、彼女はさっきと変わらない場所にただ静かに座っていた。 まるで猫のように気配を消してそこにいる、それはとても懸命で美しいことだった。 彼女は寿先輩の親友の元カノで、彼女が原因で寿先輩は友達を失っている。 23才の彼女には評判の悪いうわさがついてまわっていたので、 どんなトゲのあるおんなのこかと思っていたけど とってもいい娘だな、と思った。
彼女は小さくて、綺麗で、邪魔でなくて、色がなかった。 「彼女って、いい娘だね!」と言われるようにふるまっている、彼女は、 とても賢いと思った。
私もずっと地元にいて高校のときのお友達と暮らしていて、 憧れの先輩とおつき合いできることになったら、 こんな風にふるまったりできるかな。きっとできないだろうなあ。
寿先輩の部屋には、寿先輩の好きなバラの花がたくさんあって、 それは彼女が職場からもち帰ってきたものだった。
深すぎるバラのいろは、 美しくてどくどくしいと思った。
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ひとは夏の思い出を語りたがる。 人は夏の思い出を美しく語りたがる。
夏は記憶を美しくする背景になっている。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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