ALC ビル リフォーム -★-

 

 

ねことおやつ
   
 

2004年12月09日(木) ★ ゆめみるちから

それは優しい光景。


朝チャイムがなって、
とっても素敵なものが届きました。


どうして
ひとが作るものって
優しいんでしょうか。





それは夢見たもので。

思わず息をのみ、
ひとり感嘆をあげ、はしゃぎ、
うっとりしました。

ネコズは不思議な顔をした。




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久しぶりに初回から最終回まで観たドラマが今日終わった。

「黒革の手帳」。


私は祇園で腰掛けアルバイトのホステスをやった。
茶色い高級なお酒も、寂しい客もきらいだった。
私に会いにきてくれるところは好きだけど、きたなくてだいきらいだった。
人間であるより前に おんなであることが仕事、そんな自分。
私はおんなである事よりも人間でいたい方なので。

嫌悪と自分に対する憎しみとプレッシャーで
最後らへんは酔いつぶれて部屋で泣いたりしてた。


でも、
普通のOLやフリーターでは味わえない、
京都の一流といわれる世界をすこしだけ味わう事ができた。
雑誌で紹介されるもの、もっと奥の隠されたもの。
京都の粋といわれる、美味しいものや観た事のない世界。
観光するよりも「京都」な、京都という街。

それから、美しいドレスとか非日常的な上品スーツとか、
華やかな結い髪とか、美しい女の子達とか。
お店の影で起こる愛憎劇とか。

そういうのは好きだった。


勧めちゃいけないことなんだけど
花街のバイトはお店さえちゃんと選べば
決して悪い事ばかりじゃないと思う。
その街を知る事ができるから。




ちなみに
元子が京都を訪れた時に歩いた石畳の道は、
京都人なら「?」と思うような場所にあって、
もと京都人がふらりと着物を見たりするために立ち寄る場所にはない。

そして私が勤めていたお店はまさにあの石畳沿いにあって。
この道が好きだった。
お昼よりも夜の方が美しい。




「黒革の手帳」は銀座が舞台で、
私が好きだったお水の一面がキラキラしてる。

中村トオルもカッコイイ、
もうちょっと続けて観たかったなあと思った。






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ダーと、コーラで
ささやかながら
初杯をあげました。


きゃきゃきゃ。




お金で買えないものが
ここにある、

2次元から
3次元へ。

ささやかな夢がひとつ叶いました。








父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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