●10月末からダ−の帰宅が11時とか12時だ。 なんだかんだで 深夜1時とか2時とかに寝て 朝6時に起きて会社へ行って、 事務所の、社長の雑用から事務までなんでもかんでもやって・手当てのない残業が続いて、 だけど工場の同期からは「座って楽な仕事して」と妬まれても(工場はガッチリ収入残業手当有) 無言で笑って聞き流して
いつもいつも大変だなあ、 疲れるなあ。 と。思った。
毎朝飲むコーヒー用の牛乳がなくなったから 近所のスーパーまで暗い道を歩きながら、 いまも机に向かってるだろうダーの姿を思って、 そんなこと考えた。
せめて、帰ってきて、 楽しい気持ちになってくれたらいいなと思って、 夜食に温かくて喜ぶものを作ろうと思った。
迷った挙げ句、ダーの好きな餃子を買った。 水餃子にしようと思った。
帰って来たダーに 餃子があるの、と言うと
「あ、昼の弁当が餃子だったから、、、違うのにして」
…よりによって。 こういう事、私たちにはよくある。 ダーが蕎麦好きなので生蕎麦を買えば、お弁当が蕎麦だったり。 コロッケだったり、カレーだったり。
間の悪さというか以心伝心というべきか。 餃子は役に立たない思いやりだった。
●10月末くらいに隣人ができた。 この部屋へ入居して1年と2ヶ月め、 隣人・階下(階下も空室)を気にしなくていい、 のびのびした?楽園生活が終わった。
今朝いつものように ターリンをベッドへ連れ込んだ。 ターリンは壊れそうなくらいゴロゴロいいながら 私の二の腕に両手をのせ、 しばらくしてアゴものせてくれた。 私たちは ときどき見つめあいながら、 舐めてくれたり撫でてあげたりした。 こうして、ふたりで愛をはぐくんで ぬくぬくラブラブ夢を見ようとしたとき、
カラッ。と、隣のサッシが開く音がした。 そのあと
シュッ、シュッ。 シュッ、シュッ。 シュッ、シュッ。
という、 手際よくやすりをかけるような音が続いた。 その音は午後になるまで続き、
ターリンは耳を常にそばだてていて、 私たちは 隣人を気にするカップルのように なにか落ちつかない気持ちで、夢を見た。(結局寝てる)
●先週、玉葱を切ってたら左手の薬指(の、指先の肉)を切った。 おもわず無言の叫びをあげ、あわてて輪ゴムを関節に巻いた。 血がドバッ!!!と出て 爪と皮と肉、残り3mmだけで指先がつながっていた。 指先が熱い。ひさしぶりの流血沙汰にどきまぎした。
漫画「あずみ」では昔の日本人がバッサバッサと他人や自分を斬るけど 今だって外国の戦場ではそうやって人が切られているけれど そんなの、とてもじゃないけど、耐えられない、 私は指先の切り込みだけで もう力が抜けてしまった。
七三分の前髪を薬指に描いたような切り傷が残りそう。
私が、あと3mmぶんトロかったら 指先が四角い人になってたかもしれないと思う。
めでるもの。
●ダ−の帰宅が遅いから私は寂しいらしい。 そのバロメーターは食欲にある。 気がつくとここ最近おやつの量が増えた。 そのうえ、いちにち4回食事してる。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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