2004年07月28日(水) |
★ 消えてしまった優しい気持ち |
朝、ダーを起こさなかった。 出て行ったの知ってるけど、起きなかった。 そしてそのまま また寝てしまった。
目が覚めて なんだか無性に逃避行したくなってエスケープしてしまった。 …っつっても、社会からエスケープしとる身分なので 誰もとがめやしないのだけど。
漫画喫茶、3Hコース。 何を読んだかも忘れた。 たいしてこころに残らんようなものをいろいろと読んだ。
支払いを終えて、ぬるくて明るい世界を自分の車まで歩いて、 ふと 昨日のことなんてどうでもよくなってる自分に気付いた。 今も怒ってるけど 帰ってきたら、優しくしてあげよう。なんて思った。
意味のないような逃避行も、ちょっとは役に立つじゃん?
スーパーで、ダーのことを考えながら夕飯の買い物をした。 袋を両手に抱えて店を出たら 打ち付ける雨がすごかった。 道路には 水たまりなんていう生温いものでなく、洪水がおこっていた。
よる、7時。ダーから連絡なし。 残業なのかな、いつもならこっちから電話するんだけど今日は自主性に任せて 待ってみることにする。
8時、電話なし。 9時、連絡なし。
…ボケボケしてたら9時すぎにメール着信してる事に気付いた。 帰り遅くなるから、とのメールだった。
ちょっと考えて、電話するのはよした。 昨日、何故怒ったのか・という事の簡潔な説明と、 怒り過ぎたからゴメン・朝も起こさないでごめんね とお返事した。
しばらくすると、 「もう会社でた、今から帰るから」 と、ダーから電話があった。 帰宅は10時半ごろかな。と、私は優しい気持ちで待っていた。
11時、帰宅の気配なし。 11時半、連絡もなし。
どう考えてもお家に着いてていい時間なのだ。 私は基本的に待つのが嫌いだから、何か変更があったら連絡を頂戴といつも言ってる。だけど、毎回ダーは連絡をくれない。 行き先も帰宅時間も告げず留守にして「同じ事をしかえしてやろうか」と思う気持ちと、「あと10分・あと10分…待ってあげる」気持ちとの葛藤が続いた。内心ヒステリック気味に怒ってたので、お風呂に入った。 シャワーを浴びていたらダーが帰って来た。日付けも既に変わっていた。
一緒に暮らしていて、待ってるひとがいるって解ってるのに、どうして連絡しないんだろう、この人は!電話1本で人のこころもちが変わるっていっつも言ってるのに、どうして解ってくれないんだろう。なんでそういう些細な心がけができないんだろう。
「麻雀してきた。」だって。
どうして寄り道するなら連絡くれないんだろう。 ご飯の用意もして待ってるのに。いらなかったじゃん。
この人の、この振舞い。自分ひとりと一緒じゃん。
そうだ、この人は自分ひとりで暮らせばいい。
もう、やっていけないと思った。 もう、口も聞きたくないと思った。
昨日の今日だからこそ ダーの優しい行いが必要だったのに。 私は 昨日より、さらに怒っていた。 言いたい事の少ししか言わなかった。どうせ意味がない。 私の言葉は燃えあがる怒りにまみれていて、予想通り彼お得意のスルーでかわされ、まったく響かなかった。 それ以上、口もきかないで寝た。イライラしすぎて眠れないけど、寝た。
自分の行いが正しいにしろ、悪いと思ってなかったとしても、 相手にそういう気持ちを味わせているのは事実なんだから、 ちょっとぐらい、私の気持ちを考えてくれてもいいと思うんだけど。
彼は、離れているときに 私がどう思うとか・こうして欲しいだろうとか、 そんな風に私のことを思いやったりしてくれないんだろうか。
私を忘れてしまったような、この行い。
こんな人、だいきらいだ。と思った。
私は 自分を掻きむしって血だらけにしたいくらい激しく怒っていた。 私の中で、怒りや憤りが 行き場を失って静かに蓄積しているのだった。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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