▼o・ェ・o▼ ちなみに私が産まれて初めてやったファミコンはギャラガでした。結構すき。 こんにちは、どうぞよろしくなのです。
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昨日のつづきで、マンガ喫茶へ行った。 深夜1:40より6時間パック。
何を読んでヨイやら途方に暮れながら、 先日コミック売り上げランキング上位に入ってた 矢沢あいの“NANA”を9巻まで読んだ。
ここ数年、少女コミックって全然手をつけてなかったのだけど ここ数日、少女マンガづいてます。
なんていうか、矢沢あいもネタに尽きたのか?と思った。 売れ線狙って書き過ぎ。
優しすぎる彼氏の 可愛い浮気相手、そして別れ。(悲しくて許せなかった エキセントリックで強く弱い 美しすぎる女友達との出会い (ちょっと椎名林檎みたい↑女友達の誕生日に必然で偶然に出会う。しかも同じ名前。 身近な男友達とのほのかな気持ちと 憧れてたスターとの出会いと恋愛。 いろんな人の魅力にすぐ恋に落ちてしまう移り気な主人公の、 翻弄され、戸惑いながら 惹かれる方向へ歩いてゆく様子。 …ひどく平凡で受け身で目立たないんだけど 皆の優しい存在な主人公。 ↑って所も、ポイント。
ひょえー。 女の子がトキメクエッセンスてんこもり。 これはトラップなのか?
でも、そんなこと、わかってても、 ハマってしまった。
まだ途中巻で終わっていて、完結してなくて 主人公がスターからプロポーズされて、 身近で心の支えであったあったかい彼氏と別れる…!? ってところで、コミック(9巻)が終わってしまっていた。
“NANA”を本棚に戻してから、 「ああ私も彼氏と別れなきゃ、別れなきゃ…」 と思っていた。何故か。
なぜだ?
なぜだ?
完璧に“NANA”に感染してしまった私は、 コレじゃいけないと思って、一条ゆかりのコミックを手に戻った。 一条ゆかりのお話はすこしピリリとしていて現実に戻してくれた。
“NANA”読んで別れたカップルっているやろか。。
私は、メルヘンとかファンタジーとかロマンチックにすぐ染まる。 入り込んで酔わされてしまう。 しばらく戻って来れない。
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帰って、 「危うく私たち、矢沢あいのせいで別れさせられるところだったのよ」 と“NANA”の内容と最後の主人公の様子をダーに話すと 「なんで?」と解らない様子だった。 なんでだか、私もよくわからなかったんだけど最後にこう思った。
「…これから出会うだろうスターのために。」
すっかり妄想づいてる私をダーは笑った。
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実生活で言うなら およそかけ離れた人種の主人公で、
私は 好きだと言われるからとフラフラ翻弄されたり 誰かの魅力に気付いてしまってもそれを恋だと思ったり、なかなか、しない。
私は、ちょっと恋にだけはストイックなつもりです。
思うがままに 求められたら誰とでも寝てしまう(失礼)女の子って 軽蔑してたけど、ちょっとうらやましいと最近思う。 そういうとき、思考回路がショートしてもいいと思う。 (この人なら、ま、いっかあ)なんて思えるならいいと思う。 その女の子なりに「断らない」ことを選んでるんだろうし それで、知らなかったその人を知ってみるのもいいと思う。
そういう子に限って、弱そうで強かったりする。 それらは、私の味わえない世界だったりする。
私はどうしても 「そういう時」にだけ めっっっちゃめちゃ、理性が働くようになった。
これって、ソンなのじゃないだろうか。 何でも知ってみるのって、良くも悪くもいいことなんじゃないかしら。
いや、だからって暴走しようなんて思ってないけど。
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話は変わるけど、長崎の小学生の殺傷事件。 まだ、私の中で いたたまれないな・悲しいな・とかっていう 涙のような感情が湧かない。 この事件は、きっとまだ始まったばかりなのかもしれないと思う。
でも、こんな風にマンガの異空間にばっちりハマってしまう私は 辻菜摘(だっけ?)の気持ちが少し解るような気もする。
私は、そういうラブファンタジーにハマるのだ、 辻菜摘はグロいサイコファンタジーにハマるのだ。 ただ、それだけなのだ。
インターネットの悪影響で、という雰囲気の報道もあったけど 私はそう思わない。
私が小学校の頃、公園に女の人が赤い紐で縛られてる写真集が捨ててあって、女の人の裸と言ってもママが図書館から借りてくる美術書の数々とはまたぜんぜん違うし、その時はその屈曲した世界がよく解らなかったけど、まったく知らない世界に触れた気がした。…それはなんか、いやぁな感じだったけど。 今思うのは なんか、そういう男の人向けの本とかビデオとかばっか見て勉強してる そればっかりの知識の男の人って、たぶん やっぱり、女の子に対する考え方とか扱いとか多少間違ってるだろうし、 …これは、ひどく極端な例えなのだけど 結局、出会って触れてこそ「本物の女性」を知るのだろうと思うのです。
そういう【本を開く】ような感覚で、インターネットって存在すると思う。 図書館に行って本を選ぶのも、ネットでHPを徘徊するのも、ちょっと似てると思ってる。
だから、子供にネットをさせない、というよりは そういう事に興味が湧くような環境にしない、 殺してしまうような子供に育てない・殺されてしまうような子供にしない、 守りつつ、教える という事の方が重要な気がする。
以下は拾った情報と、私の妄想になってしまうけど
御手洗さんは外にどんどん発散する子で、 辻菜摘は内に秘めるタイプの子だったそうだ。
同じスポーツ部に所属し、同じように絵を描き、HPの作り方を教えてあげれば 御手洗さんは同じく巧みなHPを持った(のだろうと思う しかも、たぶん御手洗さんは我が強くてちょっと口が悪い。 自分の、いろんな汚れた気持ちに拍車をかける。
同じ事をやっても目立つ御手洗さんの方が少し秀でていたとしたら、 憧れと嫉妬とで入り交じった感情が自分の中に産まれてしまったとしたら、 そして いつも御手洗さんの影のような自分に、焦燥感を抱いたとしたら、 その感情を どんな風にコントロールすればいいのだろうか。
私も 時代が時代だったら、 小学生の私は 妙な正義感もあるくせに考えが意地悪で、我が強かったし 気に入らないとかで、まっ先に殺されてるような子供かもしれない。 人前に出るのも好きだけど、ちょっと内に秘める部分もあったりして、あんまり人を許すということも好きじゃなかったので もしもBRのような本に出会ってしまってたら 誰かを、BRぽい演出で征伐しちゃってたかもしんない。
私は、新しく人と交わって行く事で 多少は、上記のような自分を更正して行く事ができたと思う。
クラス替えのない小学校は、 そういう機会も失ってしまうのかも。
自分の知識を生かしたつきあい方しかできないのだから 愛しくも目障りな 目の上のたんこぶに対する、ふつふつと沸き上がる憎しみを 感受性の強い時期にハマってしまったファンタジーに乗せて暴走させてしまうのは、不謹慎ながら 仕方のない事なのかなと思う。
妄想という、落とし穴。
この感受性や、才能や、内に秘める激しさを、 何か違う形で発散できたら それはきっと素晴らしい作品とか思い出とかになったかもしれないのに。
彼女は、何になりたくて 自分をあんな形で演じたのだろうか。 私はそういう事を考える。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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