2004年04月25日(日) |
★ クスクス クスクス |
朝7時に、父が東京へ行くので用意をする気配で少し目が覚めた。 おはよう とか、少し言葉を交わして、 寝返りとかうって “いってらっしゃい”を言おうと思った。 玄関のトビラが開くのを布団の中で待ってたら、 眠りに落ちてしまった。
次の瞬間 目が覚めたら、仕事人は出てったあとだった。
また、眠った。
ハラムランランが起きる気配で起きて、支度をした。
フリマの元祖が天神さん・弘法さんと呼ばれ 東寺と北野天満宮で毎月行われてる。いわゆる、骨董市ってやつ。 今日はそれに行くのだ!
ふたりでひょこひょこ道中を歩いていると、とても不思議な光景に出会った。 ←本物のタヌキおやじ。 京都だからこんな人がいてもおかしくはないのだけど、ちょうどお寺&お墓が並ぶ仁王門通、まるで、妖怪みたい。 なんともいえない光景だった。 そして、話に夢中になっていると その人はぱっと消えた。
北野さんでは、旧くいつもの顔をした市が開かれていたが、なにもかもがキラキラとして私の心を誘う。あれもこれも欲しくなる。例えば、→この茶わん。かわいいな…と思って見ていたら、横に積んであった醤油皿を差しお客さんが「これ幾らですか」と尋ねていた。耳をそばだてて聞いていると「2000円です」と答えるおばちゃんの声。お客さんがほしがっていたのはすすけた直径5cmくらいの小皿。骨董品って、ピンきりなのだ…この店では買い物できないと、写真だけこっそり撮ってそそくさと後にする。
旧い着物を4着と、帯を3本、昭和30年代のコーヒーカップ5客(3客買ったら2客おまけしてくれた、が 早くも1客割ってしまった)を買った。 それから くすんだ渋みのピンク〜紫地に素朴な梅の花が描かれたすてきな麻ののれんをママに買った。ひとり暮らしのママの玄関がきっと楽しくなると思った。
稚拙で上品でキラキラしてオレンジで、素朴で繊細でこわれてしまいそうな (買って来た着物と一緒に)
その後、河原町へ出てぶらぶらした。 街が変わると歩く人の様子も変わる。
河原町は、ほっ とする。 そんなにカッコいい人もいないけど、安心した。 いろんなひとがいて、私もいる。 そんな、私の隣には大好きなおんなのこ友だちが歩いてて ああ楽しいな、楽しいな なんて気持ちになる。ひさしぶりの女の子歩き、キラキラがいっぱいなのだ。あれもこれも欲しくなってしまう。
Tシャツとタンクトップを買った。 文化屋雑貨店でチープな時計と、ボタンのピアスを買った。 それから、チープ雑貨のお土産も買った。
そのあと緑の壁にしろい鳥が描かれ飛ぶ、 素敵なカフェへ行った。 そこでクスクスを食べた。
クスクスって、なんかいい名前だなと思った。 ただ日本語に直して読んだだけなんだろうけど、 幸せな響きがする。
自分が、そのひとを好きで、 そのひとと私というひとが 疑いも陰りもなくただ在る、
そんな点とてんのちいさな結びつきが このうえもなく 幸せだと思います。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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