ダーの親戚の人が亡くなられて夕方からお通夜だった。 実家まで送っていった。 お義父様はまだ仕事をしていて、お義母様はこたつに居た。途中から長女姉様がやって来てしばらくお茶を飲んだり新聞を見たりして、私は実家を後にした。
ダーの周りはこの数年お葬式が多い。 世代の移り変わりの時期なんだろうか。
「足が、もう痛くて」とお義母様がこたつで暖めながら言っていた。 なんとなく遠回しに(誰か代わって仕事と家事してくれたらな‥)みたいな声が聞こえる気がして「ああそうなんですかぁ」と私は聞こえないフリをした。(ごめんなさい) 誰かの人生を背負いたい訳じゃない。それに手伝い必要ないと言ったのはご両親だったし、お陰でいま私だけの人生がある。いま始まったばかりのこれらを私は愛してる。 世代交代という名のもとで のっかられたくないし、のっかりたくない。
結婚ってふたりの精神的な儀式だし、他人を診る為のものなんだったら嫌だ。 もし私が道具になることがあって とうとうキッチンと一体化してしまったら 私はいずれ限界に達して 全速力で逃げるだろう。
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かんじょうせん。 -------------------------
よる、“金井の湯”に行った。 ここは川沿いの露天で男風呂からは川辺を一望できるらしい。最高だろう。 女風呂は、ただ塀があるだけなので面白くない。でも夜12時まで開いてて安くて比較的綺麗だからたまに行く。 2回、サウナに入った。日頃の新陳代謝不足を解消。
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昨日、イベントに行く前ダーの友達らともんじゃとお好み焼きを食べた。 数日前に両親に挨拶に行った男の子が居て、 「3年をメドに‥!」とか言って来ちゃったらしい。 彼はそれ以来、ちょっと自分のバランスを取れなくしてしまったらしい。 結婚するだろう相手と居る事が不自由だ、という会話の雰囲気になった。 [彼女は結婚したいの?]と問うと「いや、そういう訳でも‥」と彼。 [じゃっ、(そんなに不安定になるほどイヤなら)結婚しなかったらいいじゃん!]と、私。つい言ってしまった。
世間一般的に言われる「幸せになるための約束」、、、結婚。 そんな事を決めておいて実はイヤだとか思うなんて、不誠実だと思う。 相手がそんな風だったら、イヤだ。そこまでして結婚しなくていいと思う。
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結婚が決まるとつばさをもぎ取られてしまった気持になる人を時々見る。 昨日の彼も、きっとちょっとそんな感じでバランスを崩してる。 何を失った気持になるのかな。 なら、どうしてひとは結婚を決めるんだろう…。
[ねえ、どうして私たち結婚するの?結婚したいの?]と私。 「結婚‥したい訳じゃないけど、なんとなくだよ」と、ダー。 [じゃっ、しなくていいじゃん!そんな不確かなもので決めていいの?]
[結婚決めてなにか失ったような気分になった?]と尋ねたら「そうでもないよ、」ダーは言った。[周りから結婚ケッコンって言われるから?]と聞くと「そうじゃない」とダーは言った。 「してみてもいいかな、って思ったから」と、ダー。
私は、ずっと群馬に自分が居るという気がまだしてなくて 人生の中で、流れていくひとつの地点だと感じていて、だから 内心この結婚の実感がまだまだなかった。 私は何かを失った訳じゃない。そして確実な何かを得た訳じゃない。
「レイさんはずっと僕といると思うよ、」
と、ダー。きゃー、なのだ。 初めてダーが決めた事に対してちょっと嬉しいような気持になった。それで、私は、 [うん、それはとてもいい思いつきだと思うよ。]と言った。
‥正しくは、【ダーが 私といる】だ!と思うけど。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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