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2006年11月04日(土) 贅沢な休日

劇団イナダ組「亀屋ミュージック劇場」を観て来ました。
ちょっと北海道まで。

…北海道は決して「ちょっと」行くようなところじゃないよ。うん。
しかも日帰り。
だってこの3連休は予定が詰まってて、この日しか空いてなかったんだもん。
(芝居は11/1〜5)
大分日帰りだの福井日帰りだの、今まで何度か遠距離日帰りを経験して「もうするまい」と思っていたのに、自主的にプライベートでやるなんて…アホや自分(沈)

先日マイレージ特典でみかんジュースを大量に頂きましたが、今回は航空券に引き換えてもらいました。
今まで貯めるだけ貯めてほとんど特典に換えてこなかったので、ここいらでドドンと使ってしまおうかと。
マイレージのほとんどがショッピングマイルなんだけどね。
飛行機自体は滅多に乗ってない(^.^;)

日帰りとはいえ1人旅。
せっかくだから芝居以外も楽しみたいわよね。
てなわけでまずはランチ!
当然スープカレー!

今回のお店は中島公園の近く(というか裏?)にあるサボイさん。
お店自体は結構狭くて、15人とかでいっぱいになっちゃうのかな?
こういうお店に入るときは1人でよかったって思うよ。
行った時、カウンターに1席しか空いてなかったからねー。
カップルで来たお客さんが待ってる中、すんなり入れてもらえたし。

辛さとご飯の量が選べるんだけど、辛さは「普通」でちょっと辛めでした。
私はむしろもっと辛くてもよかったくらいだけど、後に胃腸が軽く悲鳴をあげたので(苦笑)胃腸的には充分な辛さだったみたい。
野菜とかシーフードとかいくつかあったんだけど、今回は野菜にしました。
最近野菜不足だったし(^.^;)
でもシーフードもめちゃ美味しそうでした。
また行くことがあったら次はシーフードだ!

野菜は、れんこん、しめじ、人参、じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワー、ナス等など…これまたごっそり入っててねぇ。
中でもしめじが美味しいこと!
スープに入れる前の焼きのところでどんな味付けしてるのかしら…。

美味しく平らげた後、中島公園をお散歩。
そうそう、今日の札幌はものすごく暖かかったです。
昨年のもうちょっと早い時期にも札幌に来たけど(どうでしょう祭で)、その時のことを思い出してコートも用意してきたのに全く要らないもんね。
ただの荷物でした。
そんなもんだから気持ちよくてねぇ!
紅葉も綺麗で、とても贅沢な気分を味わったよ(*^.^*)

その後、サッポロファクトリーでちょっと休憩。
ファクトリーはもうクリスマスカラーだったよ。
中庭にはどでかいクリスマスツリーが立てられていて、美しくライトアップされておりました。
でもやっぱりまだ早いよ(苦笑)

当然カスタネットさんにも寄りましたよ。
今日、こともあろうかハンドタオルを忘れてきてしまったので、せっかくなのでここでお買い上げ。
そうそう、がちゃがちゃの誘惑にも負けて3回だけやってきました(^.^;)

時間もいい頃になったので道新ホールへ。
ホールは8階なんだけど、閉まろうとしたエレベーターにすっと入り込んできて窮屈そうにしている、やたらと背の高い男性………後ろ姿が超タダケン(HTBディレクター)ぽいと思ったらやっぱりそうでした。
あんなに窮屈そうにするくらいだったら次のEVにすればよかったのに(苦笑)

ほぼ定刻で開演。
今回はTEAM-NACSからリーダー・森崎さんが2年ぶりに参加してるのです。
そしてこのお話は再演で3回目の上演だそうです。
過去2回も観たかったなぁ。
そして今回の席は8列目でして…いやはや、なんとも来た甲斐があった。
近すぎなくて舞台全体が観えて、そして役者の表情もばっちり観える、なんとも好条件の距離でしたvv

お話は昭和中期、浅草にある亀屋ミュージック劇場と称するストリップ劇場が舞台。
今でいうストリップとは違って、当時は踊り子さん達が入れ替わる合間にお笑い芸人が場を繋ぐということをやっていて、上を目指す芸人さんはストリップ劇場で下積み時代を過したとか。
その劇場には、かつて売れっ子の踊り子だった支配人、現役の踊り子達、落ちぶれた芸人、入り浸る警官などなど、人情味溢れる人達がいた。
ある日、劇場の辺り一帯の土地を買い占めている連中に立ち退きを迫られるが…。

この話が3回も上演される程、演じ手にも客にも愛されている話だということが実感できる芝居でした。
笑って泣けて、でも観終わった後に何かが残る。そして温かい気持ちになる。
札幌でしかやらないなんて実にもったいないです。
もっとたくさんの人に見せてあげられたらいいのに。

それに、生で観たイナダ組の面々はやっぱり上手いわ。
みんな役者オンリーじゃなくて、他に仕事してたりしてかけもちでやってるそうだけど、すンごく上手い。
中でも一番気になっていた棚田佳奈子さんの演技が生で観れて感激でした。

そして小島達子さん。ちっちゃい!
DVDで小さい方だなぁと思っていたんだけど、ステージに出たその瞬間に「えっ!?」て吃驚したくらい小さい(失礼)
森崎さんの隣に座ったら顔の大きさが半分だった!(マジ!/爆)
いくらモリの顔が大きいたって、半分てことは無いわ!(笑)
もちろん、劇中にもモリの巨顔ネタは健在。

劇中、達子さん、モリ、江田君が並んで座って、酒を飲みながら話すシーンがあるのね。
で、モリの発言に驚いて、両側から達子さんと江田君がモリの顔をめがけて口に含んだ酒を吹くって場面。
江田君が随分長いこと吹き続けてたもんだから、モリが目が開けられないわ笑っちゃうわで。
つい素で「オマエ長いよ(苦笑)」ってつっこんでたよ(^.^;)

本編が終わって、後口上はJが…って、これまたぐだぐだでね(苦笑)
明日の千秋楽、昼夜ともにまだチケットが余ってる、という話で、開演時間がいえなくて。
ステージ上にいる他の役者に振ったらノーリアクション。
J「…あれ、みんなも知らないの?(苦笑)」
したっけ、客席後方から団長・イナダから「しっかりしろ!」と叫ばれるし(^.^;)
そして何を言っていいかわからなくなったか、全て回りくどい言い方になってしまって、モリから「ズバッと言えって!」とか言われるし。
仕舞いにゃ「…皆さんは僕の言いたいこと解っていただけましたよね??」という始末。
どこぞの弟君みたいだ。
頭真っ白になった人はみんなこう言うことになってるの?(苦笑)

客電がついた瞬間にダッシュでEVへ。
「急いでらっしゃいますな!」とスタッフさんに「そうなんですー!!」と応えるのが精一杯よ(笑)
スタッフが客のお帰り用に待たせておいたEVがあるんだけど「先に行ってください」と言っていただけたのでありがたく先に行かせてもらって、ダッシュで札幌駅へ。
夜の札幌を疾走、なんとか最終電車に間に合いました!よかったー!

空港はそれはもちろん閑散としていて、夕飯を食べていないアキラに選べる弁当などあるはずがない…。
かろうじて残っていた鮭いくら丼を買って機内で食べました。
鮭もいくらも嫌いじゃなくてよかった…そうじゃなかったらお菓子しかなかったもん。
とにかくお腹が空いてたしさー。
お弁当が食べられてよかったです。

23時に羽田に到着。
やっぱ北海道って遠い…と実感しながら帰宅したのでした。
でもなんとも贅沢な1日でしたわ(*^.^*)


2005年11月04日(金) 飲兵衛
2004年11月04日(木) 僕とキミとの時差
2003年11月04日(火) ストレス…?
2002年11月04日(月) 実家でまったり


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