Have a precious life !
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T下嬢のご尊父が亡くなられました。 その一報が入ったのは土曜日、本当に突然の知らせでした。
そういう類の知らせは、そりゃ、大概が突然来るものではありますが。 昨日、お通夜が執り行われたのですが、私とドロンジョ様は今日の告別式に参列することにしました。
突然のことで、きっと誰も実感が沸いていなかっただろうと思う。 でも、一番実感が沸いていなかったのはT下嬢本人だと思う。
お母様に代わって挨拶をした時は、さすがに声を詰まらせていたけれど、それ以外の時はいたって普通だった。 それがむしろ恐い。 本人も「あまりにも周囲がわーーって動くから何が何だか…ねぇ?(苦笑)」みたいに言っていたけど、きっと、今はそれがいいんだと思う。 いつだったか聞いたことがある。 大切な人が亡くなったすぐ後に葬式があるのは、個人を弔うためだけではなく、その忙しさで哀しみを紛らわすためだと。 だから、この1週間、バタバタした状態からふっと落ち着いてしまった時が恐い。
つい昨日まで、なんでもなく普通に過ごしていたという。 突然倒れて、突然逝ってしまわれたんだそうだ。 心の準備なんて出来ているわけがない。
生きているからこそ、考える。 自分の父や母、祖母が亡くなったらどうだろうか。 不謹慎な想像かもしれないけど、生きているからこそ考える。 でも、結局想像つかずに、ただ恐いと感じるだけ。 本当に恐かった。 T下嬢の挨拶を聞きながら、目頭が熱くなった。
「親はいつまでも生きていると思うな」 本当にその通りだね。
昨日の出来事から、まだちょっと立ち直れていなくて、今日も少し鬱でした。 私はそんなに難しいことを要求しているのだろうか。 世の中にはいろんな人がいる、と身に染みて解っているけど、こうもマナーや常識を逸脱した人と相対すると、すごく疲れる。 できるなら、関わらないでいたいけど、生きている限りそうもいかないし。 なんだか、生きていくだけですごく疲れるなぁ、と最近富みに思います。
…遺書じゃないよ(苦笑)
2003年11月01日(土) 転落。 2002年11月01日(金) 噂の真相
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