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2004年07月21日(水) 気分はディナーショー

どんなにロックなにーちゃんだろうと、胡散臭いくらいに奇麗な男だろうと、歌った歌がジュリー(沢田研二)じゃディナーショーぽくなるってもんですよ(苦笑)

BUCK-TICKという家族のようなバンドを抜け出して、桜井先生、初のソロライブです。
結婚の報道があった後なので、何か影響があるかしら、と思いきや、結構みなさん「おめでとう」ムードでした。
仕事が終わって、渋谷NHKホールへ。
18時開場のはずが、18時半すぎの時点でまだ未開場。
ソロになってもBUCK-TICK時間ですか…。
(注:彼らは毎回のごとくめっちゃ押します。30分なんて当たり前)

今日の席は、3階最前ほぼド真ん中。
観やすいと解っている席です、座って観る気マンマン(苦笑)
しかも、アキラはサンダルとか脱いじゃったしね。
いらない広告を足置きマット代わりにしておりました。

30分押しで始まったのですが………なんか…難しかったよ。
多分、アキラはバンドのライブで、アーチスト側と客側の相互で共に空間を作り上げていく、そういうのが好きなんだよね、それは解ってるんだ。自覚してる。
今日のライブにそれを求めるのは違うんだってことも、頭では解ってるんだけど、無意識にそういうのを求めていたのかもしれません。
桜井先生の、1ボーカリストとしての技量は、バンドにしろソロにしろ、素晴らしいことには変わりはないし、1コンサートとしてのクオリティも高かったと思う。
だけど、観るのは今日1本でいいや、と思ってしまう。
そんなライブでした。

メインは桜井先生で、演奏部隊の人達は、あくまでサポートメンバーだから、と越えてはこない一線ていうのがあるのだと思う。
何を言いたいかと言うと、周囲があまりにもかっちりしすぎていた、という印象が強かったのです。
それがいいとか悪いとかは別として、改めて、「バンド」と「ソロ」の絶対的な差を思い知ったのです。

もしかしたら、桜井先生自身も多少戸惑いとか違和感とかを、少なからず抱いていたのかもしれないけれど。
「ライブ」というより「コンサート」という感じでした。
(ニュアンスの違いを感じてくれるとありがたい)
ボーカリストがソロでやるとなると、ライブパフォーマンスという点では、やっぱり「ライブ」というより「コンサート」になってしまうから難しい、というのを、ぼやっきーと共に実感。

決してつまらなかったわけではありません。
むしろ、バンドの時では絶対に見られないような、いろんな表情を観られたと思います。
いろんな人が書いた、いろんなタイプの曲を歌うわけですから、それだけでも表情が違って見えるのは当然ですな。
ゲストに曲を提供した佐藤タイジ氏、cubic juice氏(氏でいいのか?)が来て演奏。
去り際に「また後でねv」と桜井先生のラブコールが彼らの背中に飛ぶ。
明日もあるのにすでに飲む気マンマンです(笑)

そして、超久々に観たけど、やっぱり不動大名のマキちゃん。
紹介されて小さく両手で手を振っててかわいかった(笑)

あとねー、桜井先生が「本当は曲を書いてくれた人全員をゲストに呼びたいんだけど、そうするとイギリスとかから呼ばなきゃいけない人もいるから…」とか言って。
その後にぼそっと「…レイモンド・ワッツは来ないな」と言ったのも微妙にツボった(苦笑)
あー、ヤツは間違いなく来ないね。

あとは、オーラスで、ジェイクが最後まで楽器を鳴らしてて、それが終わるまで櫻井先生はステージ中央で待ってたのですよ。左手を腰にあてて。
(他のサポートメンバーは一足先に礼を済ませて退場してた)
そしたら、演奏を終えたジェイクが桜井先生のその腕に自分の腕をかけて、2人、腕を組んだ状態でステージから退場。
仲良しこよしでランランラン♪みたいな(笑)
なかなかにかわいかったです。

開演前も終演後も、物販にはスーパースペシャルな長蛇の列が出来ておりました。
アキラさんは一瞬で萎えました。
すげぇ…あれに並ぶ元気は無ぇよ…。

でも、完成度の高いステージを見ることが出来たのでとりあえずは満足です。


しかしまぁ…今日も暑かったね…。


2003年07月21日(月) ひたすらダラダラ
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柏木 暁 |MAILHomePage

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