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2004年06月16日(水) 宅配便

家に帰ると、それまで目の前を走っていたペリカンさん(宅配便)の車がうちのマンションの前で止まったのですよ。
アキラの家には宅配便が来る予定はさっぱりないので、すっかり他人事でいたんですね。
で、ペリカンが車から荷物を出したりなんだりしている間に、アキラは自転車を駐輪場に停め、ダラダラと階段を上りました。
ちょっと後ろからペリカンが荷物を持ってついてくるわけ。
あら、2階の人かしら。
そしたら3階へ続く階段も上がってくるわけ。
あら、3階の人かしら。
アキラも3階だけど。
あまり見知らぬ人がいるところで部屋を開けたくないけど仕方がないわね。
鍵を開けて中に入ったその瞬間にベルが鳴りました。
「は?」とか思って覗き穴から外を見たら、さっきのペリカンで。
おいおい、だったら外にいる時(鍵開けてる時とか)に声かけりゃいいじゃん(苦笑)
片足を部屋に、もう片足はまだサンダルを履いたまま、という中途半端な恰好で玄関を開けたのでした。

その宅配便、名前を見ると全く知らない女性からの贈り物。
ん?
でも宛先は確かにアキラの家の住所と電話番号と名前がしっかり正確に書かれてます。
ん〜??
ペリカンもすっかり困った様子でいるんだけど、明らかにアキラの方が困ってる(苦笑)
住所も名前も心当たりないしなぁ…。
ん〜ん〜ん〜〜………



…あっ!!


ア「わかった!」<ホントに言った(苦笑)
送り主の正体は、うちの課の職員のお母様。
先日、その職員のお父様が亡くなられだんですが、その時の香典返しの品でございました。
職員の家族の名前まで知るかよ〜(苦笑)
職員本人なら、名字だけで送られてきても住所から見当がつくけどさ。
あ〜、得体の知れない宅急便が来たよ、とか思ってあわあわしちゃったよ(^.^ゞ)






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柏木 暁 |MAILHomePage

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