Have a precious life !
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今日付けで課長が替わりました。 今までの課長がそれはそれは出来る人だったので、今後がちょっと心配です。
それはさておき。 総務@新人のKくんが「メールの設定のことでちょっと…」と訊いてきた。 うちの会社は、PCを「個人に配付」ではなく「場所(席)に配付」なので、異動のたびに設定を変えなければいけません。 Kくんは課長の設定変更をするためにプチ奔走。 (総務@係長Tさんは休みらしい。課長の異動って時になんてこったい)
Kくんが持っていたマニュアルファイルをぱらぱらめくって見てみるものの上手い具合に見つけられず。 アキラも口頭で説明するより、実際にやる方が出来るので、結局「オレがやるから見てて(苦笑)」と相成ったのでした。
でも、各マニュアルをPDFファイルにして詰め込んだサーバーがあったなぁ、と思って、Kくんのディスプレイにアイコンを呼び出してあげたのね。 で、メールの設定もそのマニュアルを見てやりますよ、ということでアキラはお役御免。 トイレに行こうと思ってハタと気が付いた。
あれ?さっきまで持っていた髪留めのクリップがない。
あれ?あれー?Kくんの机の上にも無いぞー? んー??
…と探したら。
自分の髪を留めてた。 (ありがち)
頭にかけてるメガネを「どこやったっけ?」と探してるおじいちゃんみたいでした…。
今夜、CSで映画『八甲田山』をやるので、早く帰ろう!と思ったのですが、先週の『白い巨塔』をまだ見てないなぁ、と思って予定変更。 歓送迎会もあって、結局早くは帰れなかったのですが、やっと見れました!『白い巨塔』。 (『八甲田山』は今月中にあと2回放送されるそうなので次の機会に)
2クール目に突入したドラマですが、財前助教授が教授の座を射止めるために奔走する前半に替わり、後半は人間の生命の尊厳について本格的にメスが入るようです。
第2部突入一発目の放送となった第11回ですが、話題にもなったので知っている人も多いかもしれませんが、ワルシャワはアウシュビッツ収容所での撮影があったのですね。 ドラマそのものにも引き込まれていたけれど、アウシュビッツ収容所のシーンになって、途端に空気が変わったというか…やっぱり迫力が違いますね。 今まで、写真やドキュメンタリー番組で見たことはあったけど、いつも、見るだけで緊張します。 ドラマなんだけど、飾られずに、ありのままを見ることが出来たと思います。 もちろん、時間としてはたったの数分だし、見ることが出来たのは極々一部だけど、収容所の全てを見たいならドキュメンタリー番組や写真集を見ればいい。 ドラマだから伝えられること、伝わることを掴みたい。
印象的だったのは、最後に案内された塔…なのかな? ユダヤ人が乗せられた電車が来る線路が一望できる場所があって、そこから伸びる線路が少し先で左右に別れているのね。 その分岐点で、働けそうな者と、女性・子供・働けなさそうな者を分けたんだそうです。 運命の分岐点。 でもそれは、「天国か地獄か」ではなく、「どちらも地獄」の分岐点。 それを口にする財前の横顔と、その後にその分岐点までを歩く姿がすごく印象的でした。
財前教授がかつて150万人もの命が虐殺された収容所内を案内されながら生命の尊厳について考えるシーンと平行して、日本では自分が執刀した患者が急変し部下である医局員らが奔走している。 やがてその患者は息を引き取ってしまうのですが、その連絡を受けてもその1つの命に関しては大した関心を持たないんですね。 この「人間の多面性」について描いた数十分のシーンに、ものすごい衝撃を受けました。 続き物のドラマで、しかも最終回じゃないのに、見終わって放心状態になり、涙したのは初めてかもしれません。
この回のビデオはしばらく取って置こう。
2003年01月13日(月) ようやく自宅住まい 2002年01月13日(日) 元をとるぜ。
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