Have a precious life !
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今日はいよいよ、同期のA嬢の結婚式でっす!
うちの会社は、地方に支社があって、入社式をそれぞれの場所でやるので、同期一同が会したことってないんですね。 だから、実際には何人の同期がいるのか、はっきりした数字はわかりません。
それを前提に話しを進めますと、A嬢は、社内では唯一の女性の同期です。 「仲間内の女の子、みんなの結婚を見届けてから結婚するわー」とか、「30歳過ぎてからゆっくり考えるわー」とか言っていたので、結婚の知らせに皆が驚いたのは言うまでもありません(苦笑) 今の彼氏と付き合い始めた時も、「彼とは結婚しないと思う」と、何気に爆弾発言だよソレ的なことを言っていたもの。 理由は「長男だから」だそうだ…(遠目)
まぁ、そんなA嬢ですが、晴れてお嫁さんです!
天気は、夜から雨が降りましたけど、日中はよく晴れましてねぇ。 A嬢の日頃の行いがよかったんだな。 となると、アキラの時は土砂降りかなぁ…。 (その前に結婚できるのか???????)
アキラは、挙式から参列します。 神式なんですよ。 今まで何度か結婚式にお呼ばれしていますが、神式は初めてです。 祖父の葬式が神式だったので、ニ礼ニ拍手の作法は知ってますけどねー。
余談ですが、葬式の場合、二拍手の時は音を鳴らしてはいけないのですよ。 寸止めです(『しのび手』といいます) 五十日祭(仏教でいう四十九日)の忌明けから鳴らします。 あ、でも万が一、神式の葬祭を行う場合はご自分でちゃんと調べてくださいね。
で、本題に戻しますが、式は夕方からなので朝はゆっくりーv …なワケはありません。 アキラ達には、余興の練習があるのです。 昼から集まって、カラオケBOXに詰めて、歌の練習です。 12時集合なので、週末は昼間で寝るものと思っているアキラにとって、12時までに都心へ出るのは、気分的には普段の朝と変わらないのです(苦笑)
肌が弱く、普段から化粧をしていないアキラでも、こういう時くらいは化けますよ。 でも、出来るだけ化粧をしている時間を短くするため、化粧グッズを持参し、式の直前に化ける計画です。
さて、靴というか、サンダルは行きがけに買うことにしてあるので、お財布とご祝儀だけ忘れなければあとはなんとかなるでしょう。 よしっ、行って来ます!
…と、勢いよく家を出たはいいですがー。
サンダルを買いまして、さて電車に乗って待ち合わせ場所へむかうぞ!という時に。
…ん? …。 ……。 …………。
携帯電話がない!!!
お財布とご祝儀袋があっても、これもないとダメじゃんかー! いきなりやってますよオレ。 えぇ、駅前でテンパって右往左往。 慌てて家に取りに帰りまして、そのロス分、遅れることをドロンジョ様にメール。
ア「姉さん、事件です!携帯忘れて取りに帰ったので遅れます!」
数分後。
ド「事件その2。招待状を忘れて取りに帰りました。今から電車に乗ります」
…。 ………。 ……………。
ちょっと待て。 招待状って要るの!?!?
速攻電話をかけるアキラ。 かーなーり、テンパってます。 ア「ドロンジョ様!招待状要るの!?」 ド「テンパってるねー(笑)ひしひしと伝わってくるよー(^.^)」 ア「え、い、や、あ、えとっっ」 アキラさん、日本語喋ってください。
そんなわけで、なんとか合流。 ランチも兼ねて、カラオケの練習です。 元歌は少年隊の『仮面舞踏会』です。 神戸から来たT下嬢は、少年隊の大ファンです(「でした」?) で、カラオケでは本人出演のビデオだったのですよ。
T「きゃー!若いー!」 そう、仮面舞踏会を歌っている当時の映像だったんですよ。 だから、3人がとっても若いわけ。 T「あれはレコ大で新人賞取った時のVTRだよー!」 なんで解るんだよ!(爆笑)
入って早々腹ごしらえです。 メニュー表を見て、「飲み物はどうする?ビールとか?」 もういくのかい(笑) 酒で羞恥心を飛ばす気でいるらしい。 でも、練習を重ねていくうちに、皆が開き直ってきて「今なら何でもイケる!」とか言ってるのがおかしいよ! いいね!いい調子だね!(笑)
カラオケの後、少しお茶をしてから式場へ。 はっきりと会場名は書きませんが、都内でも有数の結婚式場です。 会場の名前がもう厳かです。
式自体は17時半からなんですが、ドロンジョ様が式前から受け付けをすることになっているので、みんなで合わせて16時半に会場入りです。 (「会場入り」っていう言い方がバンギャっぽい)
ドロンジョ様が、新郎側の受付係りと頑張っている間に、アキラはトイレで変化開始です。 洗面台の端っこを陣取ってぱっぱとね。 あまり人が多く来なくてよかった…。 やっぱりお茶してる時に済ませるべきだったかもね…。
サンダルにも履き替えて、準備万端! 時間まで、T下嬢と、Y田嬢(2月に結婚予定!)とお茶。 外も、いい感じに暗くなってきました。
さて、時間になって本殿へ移動です。 挙式自体は本殿内で行われるのですが、新郎新婦が入ってくるのは外なので、全員外でお出迎えです。
石庭に、新郎新婦が入ってくる門へまっすぐ赤絨毯が引かれ、その周囲にかがり火がたかれていました。 その厳かな雰囲気が、夕闇に映えてなんて美しいこと! しばらく本殿から見入ってしまいました。 世界はまさに陰陽師。
祭主が来て、楽器を吹く方達の準備も整い、いざ新郎新婦の入場です。 赤く大きな和傘が開き、門から入ってきた2人の頭上に掲げられ、なんとも美しい光景です。 絨毯の上を歩いているとは言え、砂利が踏みしめられる音がなるんですが、それもまたいい味だしてるんですよねー。
祭主の後に続く巫女さんがかわいかったです。 白無垢のA嬢はもっとかわいかったです。 着物似合う人だったんだなー。
新郎新婦、親族に続いて、アキラ達も本殿内へ移動です。 式が始まり、指輪の交換も済ませ、三三九度です。 アキラ、三三九度をちゃんと見るのは初めてです。 式場とかにもよるのでしょうか、ここでは計6杯しか飲んでなかったなー。 なんで三三九度なんだ?
20分ほどで式は終了。 非常に幻想的な時間を過ごしました。
さて、披露宴から参加の人も続々と到着し、ロビーで歓談。 18時半から披露宴が始まりました。 ここでは、美しく華の刺繍をあしらった黒い着物で登場。 かわいいなぁ…きれいだなぁ…。
簡単な挨拶が終わり、乾杯も済ませ、テーブルごとに記念写真を撮りまして。 アキラ達のテーブルが一番最初の撮影だったんですね。 その間に、料理が運ばれてきたんですよ。 席に戻ったドロンジョ様が何事か説明を受けていました。 ア「何だって?」 ド「要はちゃっちゃと食えってことらしい」 はぁ?(苦笑)
時間が押してるのか? いや、でももう最後の回でしょうに。 んー…あまり急かされるの好きじゃないなぁ…食べるの早いけど(苦笑)
お言葉どおり、料理がじゃんじゃん出てくるんですよね。 もう落ち着かないったら!
さて、落ち着かないと言えば、どんどん迫ってくる余興の時間。 アキラは落ち着いていたんですけど、他3人が緊張してき始めて。 おいおい、もうどうやっても戻れないところまで来てるんだから居直ってしまえ!
余興の前に、司会の方(50歳代くらいの男性)が名前の確認に来たんですけど。 司「(確認を終えて)じゃぁ、頑張ってくださいネ」 T下嬢「うちら、ホントにトリなんですか?」 司「はい、大トリですよ!」 T「オオトリ…ケイスケ?」
…ぇぅぇええっ!?!?
司「知ってますねー!実は(私と)同級生でしょ!」 T「そうそう、実は(笑)」 ※T下嬢は、アキラの2つ上です。
アキラさんはびっくりしたよ。
さて、余興ですが。 替え歌ね。『仮面舞踏会』をもじったとは言え、あまり元の歌詞が残っていないような気がします(苦笑) まぁ、おもしろいのでOKです。 歌うときになって、A嬢の上司・H課長が独断で許可した照明におののき(笑)テンションが一気に上昇です。 だってさー、スポットライトとかがガンガンに当たってたんだよー。 もう、そんなの予定になかったじゃん!みたいな。 でも、周囲ももうお酒が入ってますからね、余程の事がない限り滑ることは無いだろう、という妙な自信もありました(笑) あとは歌うしかない!
T下嬢の簡単な挨拶の後、音楽スタート! 歌詞の内容は、A嬢の失敗談が主です。 ふつー、新郎を落とすようなことはあっても、新婦を落とすことってないよね(苦笑) でもまぁ、A嬢のキャラなら、こういうのもアリかと。 おもしろければいいのよ!
歌を聴きながら、A嬢が大笑いしているのはわかったんですが、歌うのに一生懸命で客の反応がイマイチよくわかりませんでした。 後で聴けば、なかなかウケていたそうなので一安心です。 この模様を、後日ビデオで見れるそうですが、見たいような…見たくないような…。 でも見るなら4人でだけで見たいよね(苦笑)
余興の前に、お色直しがありまして。 で、2人が入ってくる前に、ドレスとタキシードの色を当てるクイズがあったんです。 このクイズの当選者の中から2名に景品があるということなので、皆さん結構真面目に考えてます(笑) 結果は、白のドレスとベージュのタキシード。 でも、タキシードの色はどう見てもグレーにしか見えなかったぞ(^.^ゞ)
正解者はたったの1名。 景品は、なんと『ドン・ペリニヨン』でした。 ピンクじゃないよ(苦笑)
お酒飲めないし、飲まないからでしょうが、初めて見たドンペリ。 2本用意されていたんですが、1本は当選者へ。 もう1本は全員の中から抽選となりました。 当選者が受けたドンペリは、その場でテーブルの皆で振舞われたのですが、そのおこぼれを頂戴することが出来ました。 アキラ達は、違いが判る女ではないので(笑)、まぁ、「ドンペリを飲んだ」という事実を押さえておくだけで記念になるかと。
カラになったドンペリの瓶を写真に納めるあたりが田舎者というか、庶民なんだな、と我ながら実感(苦笑)
ウェディングドレスは、やっぱり、女性をかわいく、美しくさせるよね。 笑ったA嬢が本当にかわいかったよ。
なんだかんだと、あっという間に披露宴も終了。 両親への手紙とかがなく、感動の涙、みたいなのはなかったけど、楽しい結婚式でした。
外に出ると、雨が降っていました。 ホントに、天気が持ってよかったよ。
皆で駅まで向かい、ドロンジョ様とY田嬢、アキラとT下嬢とで方向が違うのでここでお別れです。 そして、2駅先でアキラが乗り換えのためにT下嬢ともお別れです。 結構ぐったりしてたんだけどねー…その後、友人から電話が…。
数分後、元いた駅にカムバックしているオレ…何故だよ…。 そして、朝まで飲んだのでした。 もう詳しく書くのも疲れるよ…。
2002年10月11日(金) 高飛ビします
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