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今日観に行った映画の主題歌です<タイトル 王力宏(ワン・リーホン)という台湾のシンガーが歌ってます。 なかなかいい曲です。 アルバムを買ってしまいそうです(^.^;)
『MOON CHILD』を観て来ました。 Kちゃんがタダ券もらったって言うから、そりゃぁいい!とね。 お金払ってまで行くような映画じゃない、と思ってたので(苦笑)タダだったら行ってもいい、みたいな。
有楽町マリオン近くで、Kちゃんと待ち合わせ。 席が前過ぎても疲れるし、後ろすぎても視界に余計なものが入って集中しにくくなるんで、できるだけいい席で観たいがために早めに行ったのが大正解。 係員「初回に限り、2階(普段は指定席)も自由席となっております」 よっしゃ! K「2階の最前で観ようよ!」 その言い方がバンギャルっぽい(笑)
まぁ、おかげで、視界を遮るものが一切なく、かなりいい状態で映画を観る事が出来ました。
さて、中身ですが。 GacktもHYDEも、表現者ではあるけど、その手段が「音楽」なのであって、決して「演技」が出来るわけではないんです。 だから、演技に関しては一切期待してなかったし、むしろ「下手」と決め付けていたくらいです。 いや、実際にドが付くほど下手だったんだけど(苦笑)
映画の一番最初が、HYDEと豊川悦司の2人のシーンだったので、そりゃぁHYDEの演技力のなさが際立つのなんのって! 開始1分もしないで、一生懸命笑いを堪えてました(苦)
他に共演者が、山本太郎、石橋陵ですよ。 しかも、王力宏も演技上手いんですよ。 (以前、藤原紀香と映画出ていい評価されてた) セリフのあるシーンだと、それはそれは(以下略)
逆にね、2人きりのシーンだと演技力のレベルが一緒だから観れるんですよ(苦笑) あとね、2人は普段大声をあげて喋るってことをしないんでしょうね。 小声でしゃべるシーンは「うわー!下手!」とか思うことはそんなになかったけど、大声をあげるシーンがまずかった。 活舌が悪くなるっていうんでしょうか、何言ってるか解らないところがありました。 (日本語だよなぁ?)
…まぁ、こんなに下手下手と言いまくりましたが、思ったよりは悪くなかったです。 表情とかだけの演技なら悪くなかったですもん。 セリフが…!みたいな。
ストーリー展開については、実はもっといろんなエピソードがあって、もっと細かく描写したかったんじゃないのかなぁって思います。 話が繋がらないわけじゃないんだけど、展開的にすごく荒削りでもったいない気がしてならない。 悪い話じゃないです。 ものすごく寂しいっていうか、哀愁漂うっていうか、なんだろう…儚いお話でした。 だからね、もっと丁寧に創り上げて欲しかったなぁって思うんです。
終盤に向けて客席から鼻をすする音が…。 あのね、感動っていうか、哀しみを覚えるっていうか、そういう気持ちはわからなくないんです。 ただ、アキラは演技力のなさに興ざめしてしまったんだよー!(爆) 来るものはあったと思うの! でも、アキラの元に届く前に崩れちゃうんだよー! 映画館を出た後に、Kちゃんと2人で「泣けなかったよ…(-.-;)」と呟きあったのでした。
映像の特殊加工はかなり雑でした。 バンパイアが出てくる話なので、当然のように宙を舞ったり、陽光にあたって身体が焼けていくシーンもあるんですが、そのCGがちゃっちいのなんの。 まぁ、期待はしてなかったけどさ…。
でも、シンガーソングライターが3人も集まっただけあって、音楽は素晴らしかったです。 劇中で、キーとなる歌が主題歌とは別にあって、それをHYDEとGacktとトヨエツがそれぞれ呟くように歌うシーンがあるんですね。 前者2人はさすがに上手い! トヨエツは…(苦) さっきのと逆のことが言えるのよ。 トヨエツは演技者であって、歌手ではないので、歌唱力があるわけじゃない。 だから何て歌ってるのか、どんな旋律なのかがよく解らなかった…。 歌に限らず、劇中に流れる音楽はどれも素晴らしかった。 サントラ出ないかなー。 ちゃんと聴きたいなー。
そんなこんなで、思ったよりはよかったです。 貶してかかってたからそう思うのかもしれん(苦笑) 主役がもっと演技の上手い人で、CGももっと上手に処理されていたら、周りの客と同じように涙して出てきたかも。。。 やっぱりキャストと監督の人選って大事だな、と思うのでした。
今回がタダ券だったというのもあるんで、次にレディースデイとかで行ける機会があればもう1回観てもいいです。 というか、創りが荒削りだったからもう1回観ないと解らないと思う…。 でも、正規の値段を払う気がないあたりヤル気のなさが伺えます(^.^ゞ)
午後は、そのままカラオケに流れました。 映画効果か、Gacktをかたっぱしから入れて歌っていきました(爆) ラルクはもう何年も聞いていないので覚えてないのよ(^.^;)
Gacktのアルバム『MOON』は、映画の世界観を先行提示したような1枚なんですが、映画を観た後にこのアルバムの曲を聴くと、歌詞の意味とかが違って感じますね。 元々、アキラのGacktへの表現者としての評価は高いです。 その表現の手段を選んでさえくれれば、ね(苦笑)
まぁ、今日は損な1日ではありませんでした。
2002年04月26日(金) 黄金週間直前
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