Have a precious life !
DiaryINDEXpastwill


2003年02月08日(土) ゲレンデ恋物語

小寒いタイトルですな(-.-;)

夜中の1時頃に迎えに来てくれる、という話だったんですが、後輩Sと白馬の王子(笑)Tさんを乗せた車は、スペシャルな渋滞に巻き込まれたようで、結局来たのが3時…。
24時半に「今から行くねー」なんて電話をもらったんですよ。
(出発は東京に程近い千葉)
で、1時間くらいで来れるだろうな、と計算して、予定よりはちょっと遅れたけど1時半くらいには来るわね、なんて思って準備してて。
1時半を軽く超えて2時頃に電話が。
S「すっげぇ渋滞でさぁ」
ア「うん」
S「まだ千葉を出てないんだよね」
ア「はぁ!?」
…みたいな(苦笑)

その電話の直後に渋滞を抜けたか、それから1時間後に来ました。
車から降りてきた両氏は非常に疲れた顔をしておりました(そりゃそうだろう)。

家にあがってもらってお茶でも…と思ったんですが、狭いし寒いし冷蔵庫の中はすっからかんだしってことで(冷蔵庫の中身を片付けたばっかりだったんだよー!)、近くのファミレスへ移動しました。
軽くお茶をして、結局出発は4時。
おぉ…(-.-;)

所沢まで一般道で行き、そこから関越道で一路湯沢へ。
途中のPAとかSAで後輩を置き去りにはしなかったよ(当然です)

飛び石とは言え、4連休になる人が多い週末だからか、ゲレンデへ向かう車が多かったです。
車が流れていたからあまり苦痛には感じなかったけど、やっぱり渋滞していたんでしょうね。
思ったより到着が遅かったです。
関越トンネルを抜けた時に、一気に外が明るくなってたし(苦笑)

7時頃に湯沢料金所を出てすぐの休憩所に車を入れて仮眠タイム。
アキラさん、雑魚寝は得意なんですけどね、今日は何故か眠れなかったなぁ…。
30分くらいは寝れたと思うんですが、浅かったみたいで逆に疲れちゃって。
SとTさんはちゃんと眠れてるみたいです…羨ましい。
アキラは車を抜け出して、休憩所の中に入り、ベンチに座ってぼーーーーー……っとしてました。
「早く起きろ」と呪うかのように念じていたのは内緒です(笑)

9時半頃に2人がもそもそ起きてきたので、アキラも車に戻って出発。
睡眠を取って少しは元気回復したか、Sは雪を見て大騒ぎ(ワンワン?)
アキラはナチュラルハイで大騒ぎ(苦笑)

Tさんは、スノーボードは2回目だそうですが、前回がもう2,3年前とかで、ほとんど超初心者状態。
ブーツの履き方、板のつけ方からSにレクチャーを受けてました。
アキラはスキーボードなので、自分で着々と準備を進めておりました。
ウェア姿のTさんがかっこよくて見惚れていたのは言うまでもありません。
(はい流して流して)

凄く天気がよくて、気温もあがってしまい、滑る前からもう暑くてね。
本当は帽子を被らないと、もしもの時に危ないんで、アキラは絶対被るようにしてるんですが、暑くて被っていられませんでした。
着込んでいたせいもあるんですけどね。
グローブも暑くてつけたくなかったし(^.^;)

さぁ、リフトに乗るぞ!って時に、Sが一歩引いたんですよね。
(ペアリフトだったんで)
Tさんは初心者だから、同じボードをやるSと一緒の方がいいわよねー、なんて思ってたんですが。

S「アキラがリフトにちゃんと乗せて。降りるときにTさんが上手く降りれなかったら俺が後からフォローできるでしょ」

その時は「そうね」とか思って「じゃぁ一緒に乗りますかー」なんて、何の気ナシに思ってたんですが。
今落ち着いて考えると、なんだかよく解らない理由ですよね(苦笑)
まぁ、アキラとTさんを一緒にさせよう、というSの企み、もとい、気遣いなんですな。
S、ありがとう!!(そりゃ嬉しいに決まってる)

リフトに乗って、Tさんの口からこんな言葉が。
「俺さー、こういうロープ系の揺れる乗り物ってダメなんだよねー。ロープウェイとかゴンドラとかさ」
「高いところって好きじゃないんだよね」
「寒いの嫌い」
…よくスノボーする気になったよね。
Sはどんな風にこの人を言いくるめたんだろうか(苦笑)

まずは傾斜が緩やかな場所でボードに慣れさせよう、と先へ乗り継がずにまず1本目。

ボードをちゃんとはめて、「恐ぇ、恐ぇ」とか言いながら滑り始めたTさん。
その姿もカッコイイ、なんて思ったのは言うまでもありません。
(はいはい。ここも流して流して)

軽く、Sに滑り方を教えてもらってはいるものの、飲み込みが早かったですね。
もともとサーフィンをする人なので、重心移動とかが上手いんですよ。
S「初心者にしては上手すぎる」
ホントに。
ものの30分くらいでカタチになってましたもの。
転んでも怪我をしなさそうな身のこなし方といいましょうか。
T「なんとなく勘が掴めてきた」
やっぱり。

その後、もう少し上まで行って、傾斜がちょっとだけ急になったところではなかなか滑り出せなくて。
ア「白い海だと思って!」
S「斜めった海だと思って!」
T「こんな海無ぇし!(爆)」
その通り(^.^;)


14時頃まで滑って、そこでようやく休憩。
アキラが全然疲れていないのは、ナチュラルハイだからか?(苦笑)
1時間の休憩の後、また滑り出したんですが、雪質が一段と悪くなっちゃって(水分を含みすぎ)、アキラもSも雪に板を取られ始めて来て。
そんなだから「Tさんはもっと大変だろうね」と、先に下へ降りてきてしまったうちらが後ろを振り返ると、やっぱり転んでましたね。
しかもハデに。
ア「あんな姿もカッコイイなんて、口が裂けてるから言っちゃう☆」
S「マジっすかー!!(爆笑)」

もう、今ならどんなアイタタな発言でもしますよ。
開き直ったモンの勝ちなのよ!(もうダメだこの人…)

リフト運転が終わる17時ギリギリまで滑って、ちゃっちゃと帰宅準備。
ブーツを脱いだ時、それぞれ声があがる。
ア「ふくらはぎつった!」
S「太ももがつった!」
T「膝が笑ってる!」
準備運動はしっかりやっても、1年ぶりだとさすがに、ね(笑)

車内では、2人がいかに激務かを語られ、アキラがいかに恵まれているかを再認識しましたね。
人間の生活じゃないです、この人たち。
1日17時間勤務で、土日どちらかも出勤で、休日にも電話がかかってきて、急な用件だったら出勤、とか。
おいおいおいおい、いつ休んでるんですかー!!!

実際、この日も2人の携帯はしょっちゅう鳴ってました。
S「ダメダメ、今日はお休み〜」
T「本日の営業は終了しました〜」
プライベートの携帯にかかってくるから、電源を切るわけにもいかないしねぇ。
仕事用の携帯は、2人とも家に置いてきたみたいですが、仕事用の携帯が支給される前に番号を蒔いちゃった人からはかかってきちゃうんですよね。
T「仕事用の携帯が2つあるんだけど、一度、3つ全部鳴ったことがあったからね。『出・れ・ね・ぇ・よ!』みたいな」
…あわあわ。

21時頃にようやくアキラ宅付近まで来て、近所のファミレス(夜中のとは違う店)で夕飯。
そこでは、Tさんの仕事の話しで大盛り上がり。
前回会った時もそうでしたけど、この人の仕事の話は本当におもしろいです。
笑える、という意味だけではなくね。
運送屋業の裏話とか、集荷・配達に行った先のお客さんの話しとか。
知らない世界の話って本当におもしろいです。
今は企業担当だそうで、一般のお客さんとは関わりがないそうなんですけどね。

23時頃にファミレスを出て、アキラの自宅へ。
荷物を置いてお別れです。
Tさんが車に残り、Sが部屋まで荷物を運んでくれた、この僅かな時間の2人の会話。
ア「帰りにTさんへ探りをよろしくね」
S「気付いてるんじゃない?」
ア「ちゅーか、あれで気付いてなかったら、あまりの疎さに回し蹴っちゃうよ」
S「こらこら(笑)」
アキラはね、こういうの隠せないんですよね。
気持ちが顔と態度に出るんです。
駆け引きが出来ないタイプ(苦笑)
でも、以前「Tさんは結構疎いよ」って聞いてたからさぁ。

2人を見送り、睡魔と闘いながらお片づけ。
Sは、帰った後に「無事到着」のメールを絶対して来るので、それも待ちつつ。

1時間後くらいにメールが来まして。
(さすがに帰りはスムーズだったみたいだね/笑)

頑張って探ってくれた解答もありました。
Tさんは、私の気持ちには気付いているみたいです。
回し蹴りすることなくてよさそうです(そうじゃないだろ)

『今はあまりにも忙しくて会う時間もないし、かわいそうだから彼女という存在自体を作る気はないみたい。でも、脈ナシってわけじゃないみたいだよ。Tさんが彼女を作る気になるまで、アキラが待てるかどうかじゃない?アキラのこと、いい子だとは思うってさ』

今はもう、それだけで十分ありがたいです。
明日からやっていけます。

Tさんの解答は予想通りだったからか、全然がっかりしませんでしたね。
可能性がゼロじゃないっていいですね。
救われます。

Sに、今回のスキーの件(車を出してくれたこととか運転してくれたこととか、諸々)と、Tさんに関する全ての気遣いに感謝。



そうそう、ドロンジョ様が「今日のメインはスキーじゃなくてメアドをゲットしてくることだからね!」と言っていた件ですが。

ゲットしました(万歳)

電話番号を聞くだけであんなだったんだから(12月30日参照)、メアドを聞くときの様子なんて、安易に想像できましょう?(苦笑)

えぇ、アキラ、すっげぇ頑張ったよ(^.^;)



2002年02月08日(金) クリスマスを取り戻せ!


柏木 暁 |MAILHomePage

My追加