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2002年12月08日(日) 後輩の結婚式

普段、出勤する時より早く起きましたよ…夕べ寝るのは遅かったのに…。

夕べ、日記をつけて、「さぁ寝るぞ!」と思ったのですが、髪を染めていないことに気付き、速攻髪を染めたのですよ。
つい2週間くらい前に染めたはずなんですが、すっかりきれいに落ちてしまって、赤茶だった髪はみすぼらしい金髪に戻っていたのでね…これじゃあんまりかと…はい。

マニキュアも塗っていなかったので、髪を染めている間に、マニキュアを塗り、じっとしているのは性に合わないので、再度ネットサーフィンをしてました。
1時間くらいしてから髪を洗って、それでようやく寝たので、結局はいつもより寝るのが遅かったんですよね。
それでいつもより早い起床。
さすがに眠いっつの。

でもほら、遅刻出来ないし、何より大事な後輩の門出を祝う日ですから。
がんばったさ。
髪もギリギリまで悩んだ挙句、昨日買ったヘアクリップで、ねじ上げた髪を留めるだけ、という、あまり芸のないものとなりました。
(でも、あとでKさんに写メールで見せたらちゃんとまとまってるって言われたので嬉しかったv)

アキラは普段化粧をしないので、化粧をする時間も入れなきゃいけません。
着替えるのは早かったけど、思った以上に寒かったので、急遽1枚増やしました。
天気予報で雪って言ってたけど、降らなかったのが幸いでした。

9時半頃に家を出て、今日は駅までバスです。
ロングコートで自転車漕ぎたくないし、何より、帰りは荷物がいっぱいになるからね。
駅前で軽くご飯(って言ってもミスタードーナツだけど)。
今日、初めての食事。
お腹はぎゅるぎゅるいってたよ(^.^;)

会場は、ディズニーリゾートがある舞浜の某ホテル。
舞浜に向かう親子連れやら、カップルに混じって、すでに若干疲れているアキラ(苦笑)
こんなに寒くても、ディズニーリゾートは激混みなんですね。
ディズニーランドなんて何年も来てないなぁ。
いまだにディズニーシーは行ってないしね。
NKホールにライブを観に来る以外で舞浜に来てないもんなぁ(笑)

駅から、モノレールにするか、シャトルバスにしようか迷ったんですが、シャトルバスがちょうど行ってしまった後だったので、タクシーに乗りました。
ワンメーターで行けるしね。
ホテルに着いたらベルマンがドアを開けてくれるからちょっとリッチな気分になるし<この思考が貧相だよな(苦笑)

ホテルに着いて、即化粧室へ。
ブーツからミュールに履き替えるためなんですが、ストッキングの上に靴下まで履いてたから人前で脱ぐのは気が引けたのさ(^.^;)
だって寒かったんだもん。

少しだけ時間があったので、準備が出来たという後輩・Sの控え室に行きました。
今日の形式は、教会式です。

ア「S〜!」
S「おぅ、アキラ!お疲れっす」
ア「今日はおめ、で……」
S「?」
ア「七五三?(爆失笑)」
S「なんだとーっ!?(苦笑)」

だってSの正装姿なんて初めて見たんだもん。
スーツ姿だって数える程しか見たことないんだもん。
思い切り着せられちゃってる感じなんだもん(苦笑)

S「みんなにも言われたよ(笑)」
ア「ま、そうだろうね〜仕方がないよ。見慣れてるものでもないし。っていうか、着慣れてないもんな。疲れない?」
S「なんか締め付けられて窮屈って言うんじゃなくて、気持ち的に窮屈で疲れた(苦笑)」

でも、やっぱりいつもと雰囲気が違って、背筋がぴっとしてました。
緊張してるんか?(^.^)

新婦のNちゃんは、華麗というよりは可愛らしいデザインのドレスでした。
可愛らしい彼女にぴったりで、凄いステキでした。
すでに妊娠5ヶ月で、お腹も少し出てはいたんですが、それがうまく隠れるようなレースのあしらい方だったので、ついつい妊婦だということを忘れてしまいそうでした。

時間になって、チャペルに入ると、そこでようやく見知った顔を発見。
先日、奇襲をかけたY君でした。
ア「おっす」
Y「おぅ!今来たの?」
ア「違うよ。ずっと外で待ってたさ」
Y「そうなんだ?俺はね、Sの車で一緒に来たから朝早かったよ〜」
ア「…主役の運転で来たんか?」
Y「そう(笑)」
おいおい。

挙式が始まりまして。
歌や祈り、宣誓、指輪交換、一通りのことが滞りなく進みまして。
最後、新郎が新婦のベールを上げるでしょう。
後ろの方で、女の子達が「キス!キス!!」とコソコソ騒いでおりましたが(ちょっとうるさかったぞ)。
新婦がかがんで、新郎がキスをしたのは額。
「ちゅっ」て一瞬のものじゃなくて、「ちゅっ…」ってこう、余韻が残るような…解るかなぁ…解んねぇだろうなぁ(苦笑)
実際に、額に口付けていた時間もちょっと長めだったかもしれないんですけど、見ている方が「きゃっv」ってなるようなんじゃなくて、「いいなぁ」って心温まるようなキスでした。
なんかね、Sらしいって言えばSらしい。
だけど、悔しくて「よかったよ」とは素直に言いたくない感じ(苦笑)
ちょっとだけ、じーんとして涙が出そうになりました。
(何気に感動屋さん)

挙式が終わって、ロビーに出ると、今は福岡に住む同級生・けんとママ(こいつのイニシャルは旧姓も今の姓もKだし名前はMなんだよ…もうMとKじゃ区別つけられないなりよ…)がいました。
挙式に出るはずだったのですが、けんと君(1歳8ヶ月)を連れてじゃ挙式は無理、と思ってパスしたそうな。
彼女に会うのはかれこれ…5年ぶりとかになるのかなぁ?
でも、このブランクを感じさせるのは息子のけんと君だけで。
そりゃ、ずっと連絡も取っていなかったから、空白を埋める話題がいっぱいだったけど、空気は以前のまま。
これが嬉しいですね。

Y君が、すっごい子供好きみたいで、けんと君のパパと化してました(笑)
確かにね、けんと君はめちゃくちゃかわいいんですよ。
それが、なぜかママ以上にY君に懐いたものだから、Y君はそれが嬉しかったみたい。
デジカメでいっぱい写真撮ってました。
Y「わっ、すっげぇかわいく撮れた!」
ママ「親にもこんな笑顔見せないのにー。どういうことー!?(笑)」
ママ、ちょっとショック(苦笑)

Y「今日お持ち帰りしていいですか?」
ママ「ちゃんと育てて返してね」
おいおい。
でも、Y君はこの後もずっとずっとずーーっと、別れるまでけんと君のパパ状態でした。
むしろ完全な親子(^.^;)

披露宴の時間になり、会場に入りまして。
実は、アキラのメインイベントはこれからです。
会社の人にも言って来たんですが、今日の配席、Sの配慮でアキラの隣に、Sのオススメの男性を置いてくれることになっているのです。
S「アキラの好みをバッチリクリアしてると思うよ」
ア「マジ?」
S「一般的に見て、十分格好いいと思うんだ。性格も悪くないし、一押しでっせ」
そういうから、今日、マジ期待してました。

駄菓子菓子。
(だがしかし)
いざ席に着いてみると。

ア「………ノブ君?」(こいつのイニシャルもSだー!/苦笑)
ノ「オヒサ〜」

めちゃくちゃ高校時代の友達やんかーーー!!!
高校時代、ずっとロン毛だった彼は、7年経ってもロン毛でした。
この人も何も変わってなくて、アキラ、ホントに嬉しいよ…。

アキラのテーブルは、高校時代の友人関係者席で、Sの職場関係者は、アキラの背後のテーブルでした。
後のフリータイムにて。
ア「ちょっと!話が違うじゃない!」
S「つい1週間前までは予定通りに事を進めてたんだけど、いろいろあって変更が…っ」
ア「私のメインイベントはさっき終わったよ…」
S「マジかよ(苦笑)2次会で絶対!」
ア「あ〜も〜係長とかにも言って来ちゃったのにぃ〜」
S「宣言してくんなよ(苦笑)」
ア「ちなみにどの人?」
S「アノ人」

マジ、ふつーにかっこいい。

ア「なんで隣にしてくれなかったのよーーーー!!!!!(地団駄)」
S「ごめんて(苦笑)」

がなってるように思うかもしれないけど怒ってないよ(^.^;)


食事は和食中心でしたが、けんと君用に出されたもの(レストランでよくあるようなお子様ランチ風)が、想像以上にいろんなものがいっぱい入っていて、エビフライなんて大人のものより大きかったんですよね。
みんなの目がエビフライに釘付け。
「お兄ちゃんのエビとけんと君のエビフライ交換しない?」
いい大人がそんなこと言うんじゃありません。
大人気がないったら(苦笑)
ちなみに、エビフライ争奪じゃんけん大会が起きる寸前まで行きました(^.^;)

このテーブルのメンツはけんと君も入れて全部で11人。
うち6人がSと同じ部活の先輩後輩で、先述のノブ君はこのうちの1人です。
アキラはちょっとだけSの部活と関わっていたことがあったので、他にも知っている顔が2人だけいました。
後はアキラが卒業した後の後輩だそうで。
(そりゃ顔を見ても思い出せる訳がないよな)
でも、このテーブルは、結婚式を理由にした同窓会状態でした(苦笑)
凄く楽しかったわぁ…。

食事も進み、お色直しも終わり、両親への花束贈呈も終わり、披露宴は感動を交えて終了したのでした。

そうそう、お色直しをした後に、新婦Nちゃんは黄色の鮮やかででも可愛らしいドレスを着てきたんだけど、一緒に着けて来たティアラと首飾りは、彼女のお友達が作ったものなんだって!
アレンジが凄く凝っていて、素人が作ったものとは思えないくらい立派だったからビックリしちゃった。
手先が器用だとこう言うのも作れるからいいよね〜。
こういう大切な日に、大事な友達からプレゼントされたら感動するだろうね。
いいお友達に恵まれたね。

2次会の場所は、舞浜から電車で30分程移動した所です。
アキラはホテルでパーカーと合皮パンツに着替え。
レストランとかだと煙草の煙をもろに被りそうでしょ。
スーツに匂いをつけたくないのですよ。

ここでけんとママとけんと君とはお別れです。
Y君、寂しい目をするのはおやめなさい(苦笑)
Y「子供欲しい〜!」
ママ「Sの子供が生まれたらその日のうちに病院からいなくなったりして」
ア「で、自分の子供として勝手に届け出しちゃうんでしょ?(笑)」
Y「未婚の父でもいいよ!」
目が輝いてるよー!(苦笑)

2次会はレストランで、テーブル席。
高校時代関係者チームは披露宴からそのまま流れてきていますが、Sの会社関係者は若干減ってます。
噂の彼は来てません。
またしてもフリータイムにて。
ア「ちょっと!2次会でって言ってたじゃない!」
S「来ることになってたって!」
ア「私のメインイベントはやっぱりさっき終わってたのね…」
S「おっかしいなぁ…」
後で聞いた話だと、2次会をしきっていたのは新婦側の友人で、Sの会社関係者の名簿を手に入れていなくて、会社関係者には招待状を送っていなかったそうなんですよね。
そりゃー来ないわ。
2次会に参加した会社関係者は、アキラが仲良くなった女の子と連絡を取ってた人たちだけでした。
S「でも、どうよ?かっこよかったでしょ?」
ア「うん」
S「気に入った?」
ア「気に入ったからしつこく言ってるんじゃん(苦笑)」
S「そっか(笑)じゃぁ今度3人で飲もうぜ」
3人て…なんかがっついてるみたいじゃん。
(がっついてんじゃん)
アキラの春がSにかかっているのはいうまでもない。

新婦Nちゃんの身体を気遣って、少々短めに終わりまして。
Y君と、Sの同僚の女の子と、3人でラーメンを食べて帰りました。
疲れました。
食べすぎで(苦笑)
「食べ疲れ」を久々に経験しましたね…。
帰りの電車1本目は途中まで一緒だったY君と別れた後は爆睡で、目がさめたら乗換の駅だったし、2本目も、座ったらすぐに寝たらしく、またしても目が覚めたら地元の駅でした。
乗り過ごさなかった自分に乾杯。
駅から家までのタクシーでも寝てましたね(苦笑)
明日の午前中、休暇を取っておいて正解でした。



Y君がスピーチでも言っていましたが、Sはちゃらんぽらんに見えて、実はすごい頑張り屋で、前向きで、一生懸命。
遊びにも、仕事にも。
(高校時代の勉強についてはまじめだったかどうかは…うーん…)
Sの経歴を聞いて「そういえば!」とテーブル一同が思ったんですが、生徒会副会長とかもやってたんですよね。
部活の主将もやってたし。
先輩への気配りも出来るし、後輩の面倒見もいいし。
おれだけ褒めると嘘臭くなってしまうんですけどね。
普段がちゃらんぽらんでボケ屋だから、いざしっかりすると、ギャップが激しすぎるんですよね(苦笑)

でも、そうやって友達を大事にして来たんでしょね。
10年以上の付き合いになるY君が、Sを心から祝福していたのはもちろん、同じ部活だった連中も、自分のことのように喜んでいて。
見ていて羨ましくなるような光景をたくさん見ました。
みんなに愛されているんだね。
そういう友達を、これからも大事にね。




S、Nちゃん、今日は本当におめでとう。
元気な赤ちゃんを産んでね。
そして、ステキな家族を築いていってね。
これからも、今までと変わらずに仲良くね。
そして、今まで以上にお幸せに。


2001年12月08日(土) THE SPACE ODYSSEY


柏木 暁 |MAILHomePage

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